毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 205

2017-06-09 23:34:34 | 本 3

 

今日は午後からびっちり中央図書館(札幌市の図書館のボス)でマイクロフィルムの鬼と化しておりました。

目が,目がぁ…

カラダも石化してしまった。

でもね、収穫あった。あった、あった、大あり!

まだ他にも行かなくちゃならないところがあるので、いずれそのうちに。

 

では、この10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、

あとは感想にも紹介にもならない雑文が続きます。

 

 

 

 

 

  御松茸騒動/朝井まかて

 ━━勘弁してください。この三べえにつきおうたら、また御長屋に帰りませぬよ。よろ

 

 

アカマツやマツタケに関する話はなかなか興味深く読めるのだけれど、

「先生のお庭番」ぐらいのテンションが好きなんだけどなぁ。

有川浩さんが書いた時代劇(書いていないけれど)読んでいるような気になったのは、

「三べえ」「三匹のおっさん」と似ているから? 三だけだけど。

 

 

 

 

 ウルトラ怪獣幻画館/実相寺昭雄

[人間は故郷を目指す…] ━ジャミラ

 

 

 

ウルトラ怪獣愛溢れる本でした。幻画館というだけあってほとんどがイラスト、あっという間に読了。

好きなヒトには堪らない一冊なのではないでしょか。

 

 

 

 

 

 私の大好きな野菜料理/栗原はるみ

いろいろ野菜の甘酢漬け

 

栗原はるみさんの料理本は何冊か持っていて、私の好きな料理家なのですが、

常備菜がいっぱいという感じの本ではなく、しっかりとした野菜の料理の本でした。

まだ一品も作っていませんが…。

 

 

 

 

 

 傷だらけのカミーユ/ピエール・ルメートル

万年筆だ。カミーユははっきり覚えている。アンヌは左利きで、字を書くときのペンの持ち方

 

 

ヴェルーヴェン警部3部作、これで全て読了。

相変わらず冒頭から残虐な描写の連続です。

こういう犯罪ものって後半になると怒涛の連続で、

読み終わった途端「何? え??」の波がどっひゃ~とやってくるのに、

今作は珍しく話の内容がほぼ理解できました。逆に読後混乱しない自分に驚き(笑)。

深く細部を読まなかった(つまりさささ~っと読んでいた)からかなぁ。

原題は「犠牲」。

 

 

 

 

  穂村弘の、こんなところで/穂村弘 荒木経惟写真

 

 

 

資生堂「花椿」誌に掲載された対談をまとめた本。

それがね、さすが資生堂花椿というだけあって、みなさんとても綺麗。

もともとみなさん綺麗なのだけれど、荒木さんってすごい人だなと痛感。

街中で撮影の背景建物直線曲線(構図っていうの?)がただの偶然ではなく計算されつくしているんだなと。

計算なんかしなくとも瞬時にぴきっと決まるなにかがあるに違いない。

(ただの白壁背景スナップもありますが)

そしてもうひとつすごい発見は穂村さん、この本に写っている穂村さんはめちゃくちゃスタイルがいい。

もっと小太り低めかと思っていたのに、それって思い込みってやつでしょか、

ゲストの瑛太さんと二人並んで写っていても見劣りしないし全然いけてる。

長身、脚長、顔小さめ、モデル体型といっても過言でない。

あぁびっくりした。

荒木さんの写真のすごさと穂村さんの見栄えのよさばかり目が行ってしまい、

対談はというと、宮本信子さんの言葉が綺麗だったのと、皆さん(特に岸本佐知子さん)が綺麗なのと、

やっぱりそっちかあ(笑)。あとメレ山メレ子さんを知る。

 

 

 

それと、氷河の入り口で待たせっぱなしだったアムンセン、

やっとさきほど読み終えました。

これはもう書きたいことがありすぎて書くのが面倒になってしまいます。やっぱり口が一番早いですね。次回。

 

 

 

以上、205回目でした。