やっと三角山に行ってきました。
数日前から騒いでいましたが、どうしてこうも行きたかったのかというと、
先日アイフォンに装着するマクロレンズを買ったんです。
マクロとワイドと魚眼レンズのセット。
で、それがいったいどれくらい写るものなのか、
三角山で冬芽撮影をしてみたくてうずうずしていたわけです。
氷だわ。
凍ってる部分と雪がまるっきりないドロドロの部分とごっちゃになっていました。
といっても、私が歩いてきたエリアだけの話で、
それも全然前に進まなかった一区間だけの様子で、全コースを把握しているわけではありません。
ツルツル部分ありますのでお気をつけください。
で、このクリップレンズは字そのものでパチンとアイフォンに洗濯バサミのように挟むだけで使えるのですが、
これはきっと私のアイフォンケースの問題だと思いますが、
かなり頑丈なケースを装着しているせいか、
ケースとレンズが密着せず、なんだか鍵穴覗き見のような写りになってしまっています(笑)。
愛嬌、愛嬌。
まずはルーペで豆粒のような冬芽を見てみると。
あらま!
見える!見える!冬芽が葉痕の顔みたいのが嘘のように見える!
かなり感激。
大きなもの(ハリギリとかオオカメノキとか有名な冬芽)なら知っているけれど、
ごくごく細い枝にちょこんとついてる冬芽や葉痕なんてじっくり見てみようなんて思ったことなかったもの。
ルーペでまず感激して、いよいよアイフォンクリップレンズをかざしてみると。
げ。
マクロ接写は明瞭なれど、ピント&位置をキープしながらシャッターを押すというかタッチするのは至難の業。
相手は細い枝先、揺れるし動くし、結構大変な作業でした。
まぁそのうち慣れていい方法が見つかるかもしれませんが。
では、鍵穴覗き見的冬芽撮影をご覧ください。
これなんの木だろう。
葉痕の情けないようなとぼけたような顔(維管束痕というそうな)。
はー、こういう世界が広がってたんだ。
*追記 これはひょっとしたら私の苦手なニガキかも
潜水艦の望遠鏡のようなウリノキ。
葉柄内芽,O字形で冬芽を取り囲む。なるほど。
ハダカネズミにも似ている。
ここで問題が発生。
すこしでも範囲を広く、つまり全体とはいわずともなんとか写したいとカメラをひくとすぐボケる。
ピントが合うように近づくと、今度は姿が切れてしまう。
両方狙うのはあきらめなくちゃならないこともこれから出てきそう。
4枚ともクサギです。
今年はクサギ年だったなぁ。 にっこり笑ってるし。
これはキビしかったニセアカシア。
そっくりな緑色したキャラがあるんだけど名前がでてきませんっ。
シーマンでもないし、お米のCMでもちらっとでてるんだけど、ああっ!
あ!出た!こびとづかんだ!!
覗き。
シカですサルですヒツジです。
口がなんてかわいいんでしょ。
オニグルミです。
サワシバ?
昔、楳図かずおの漫画で肩に顔のようなコブができる怖い話があったのですが、
これを見て思いだしてしまいました。
リスとか小動物のような顔にもみえるな。
これはひょっとして一枚目と同じ? それとも違う?
マタタビ?
ツルもなにもなくて、ただ棒が1本って感じで立っていました。
頂芽がモグラ。
なんだろう? ヤチダモ? わからないぞ。クサギにも似てるし。うわぁ、わからない。
コブシ?
サイのようなカバのような・・・。サイババ?
いやぁ、ルーペ片手に覗いてみたら面白くて可愛くて全然前に進みませんでした。
自分の小指より細い枝にこんな世界が広がっていたんですねー。
病みつきになりそう。
冬の三角山の楽しみがひとつ増えました。
「これはなんの木か?」と調べるより、
「な、なんとこんなことになっている!」とひとりで興奮することのほうに重点置きそう(笑)。
デジカメのバッテリー問題とこの鍵穴問題、
アイフォン4S、バッテリー交換してカメラ専門に使うって手もあるな。
なかなか満足度の高い三角山でした。