毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 49

2013-03-29 23:30:30 | 

 

今日で49回目です。まさかここまで続くとは。

もともと本は嫌いではなかったし、このシリーズをはじめたことが、

かえって日々是読書、いい方向に転んだ?

…単なる意地と見栄でしょか。活力源はそれだったりして。

 

さて、9のつく日にやっているこのシリーズ。

一応軽く説明を入れないと、初めてのかたは「何だ?これ」と思うかと。

17ページの6行目をアタマから書き写していますので、意味不明だったり切れ切れになっていたりします。

読んだ本が文庫本なら文庫本の17ページ、単行本なら単行本の17ページを。

本の画像も同じ。読んだ本と同じのを。

17ページの6行目だけを書きだし、つなげると、

運が良ければ意味の通る文章が出来上がったりするのが、密かな楽しみとなっております。

まぁ、そうそううまくは事は運びませんが。

あとは感想にもならぬ雑文です。

 

今回は、といっても、前回も含んでいますが、読んでも読んでも終わらない、

どうしてこんなに厚く長いんだという本を抱えていて、

それと併読して他の本を読んでいたので、冊数はあまりいってません。

 

 

 

 ふくわらい/西加奈子

悦子はよく、定の手を自分のまぶたにやり、こう言った。

 

 

 

 くうねるところすむところ/平安寿子

われるのだ。嗚呼、ハイヤードリーム哀史。みんな、ぼやいてる。ぼやきながら、辞めずに出

 

 

 

 ギフト/日明恩

ロ、先月は四件、死者の数はゼロ。

 

 

 

 にんげんのおへそ/高峰秀子

んか家庭とはいえない、と、夫は言うけれど、私も夫もこの家族のファンで、四

 

 

 古本の雑誌 別冊本の雑誌16/本の雑誌編集部編

ながらこう書いている。

 

 

 

 クロワッサン 2013年1/25号 お腹ぽっこりが問題だ!

 

 

 

さて、西加奈子さんの「ふくわらい」

私が読む西さん作品6冊目となりますが、文字と文字の組み合わせからあふれるこのパワー。

小暮しずこが語る、先っちょで、すべて。

守口廃尊のゲシュタルト崩壊。

武智次郎の「目が見えませんがひとめぼれです。」

評価・好みがわかれる本でしょね。ラストは私ぶっ飛びました(笑)

人を知るってどういうことなのかなぁ、私も先っちょ、目の前のこの人もこの人の先っちょ。

主人公の定よりも、小暮しずこや廃尊が好きかも。

243ページの先っちょですべての語りの部分は個人的に永久保存版です。

 

 

逆に、読みながらずっと苛立ちっぱなしだったのが「くうねるところすむところ」

イライラしながらも最後まで読み切りましたが、見事にそりが合わない本でした。

タイトルを見て寿限無だ、と、それにヘルメットで現場だなと借りてきたのですが。

寿限無 寿限無 五劫の摺り切れ
海砂利水魚の 水行末 雲来末 風来末
食う寝る所に住む所 藪柑子 ブラコウジ
パイポ パイポ パイポの シューリンガン シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助

中学校?高校?教科書?辞書か、ああ、辞書かもしれない。辞書の後ろの部分。

授業中に、授業とはまったく関係のない寿限無を暗記して、いまでも言えるぞ(笑)。一部間違いありですけど。

 

日明さん、面白いかも。ロード&ゴーもなかなかだったし、

今回のギフトも、ありえない話なのに、違和感なく読了。

フィクションで作り話であるものを、いかに自然に読む側の意識に溶け込ませるか。

「そりゃないだろ」とツッコミが多ければ多いほど面白くない本というか気持ちが離れてゆくのですが、

そこが書き手の腕の見せ所なんでしょね、

こう乱読していると、本によっては、その差を感じられるようになってきた。

ただ、これって読み手の好みの個人差大きいですからねー、あなたが良くても私はダメとか、その逆とか。

 

あ、 読みが難しい作家さんだと思いますので。

日明恩 →タチモリメグミ

平安寿子→タイラアスコ  

私、へいあんすみこと読んでいました。おお。改めます。

 

 その評判は前から聞いて知っていたけれど、なかなか手にする機会がなかった高峰秀子さんのエッセイ。

いいかも。

この人(作者)を知ってよかったなという本に出合えるって、これはとても嬉しいことです。

この年齢で使わせてもらうなら、超ラッキー☆とでも言いましょか。☆よ、☆ありよ。

こうやって、読みたい本がどんどんどんどん増えていって、あっぷあっぷになってゆきます…。

 

古本の雑誌は、ちょっとディープすぎでした。

 

クロワッサンは、特に目新しいことはなし。

 

でね、このお腹ぽっこりなのですが。

私、お腹ぷよぷよしつつも、1,2年前から腹割れているのは以前にも書いたかと。

割れるといっても男の人のように板チョコとかカレーのルーではなく、

肋骨の下のエクボから、縦に筋肉ゾーンの境界線がぴーっと2本入っていて、かなり可笑しい腹しています。

線というか、凹凸というか、陰影というか、まあとりあえずそういうものが腹部に入ってる。

で、それが今朝みたら、どうもおへそあたりで横に二分割するゾーンが新たに誕生し始めている。

今まで縦に腹三分割だったのが、縦縦横横腹変形四分割に。これは大笑いだ!

と書くと、いかにも強そうカタそうな鋼鉄のぺたんこお腹の持ち主と思われそうですが、

それならこんな本借りたりしないんですけど。

不思議よね、割れていながらぷよぷよぽよよ。体脂肪率の高さはひとえにこの腹なはず。

ストレッチや筋トレの本や雑誌を見かけると、ついつい目を通したくなってしまいます。

 

以上、49回目の17ページ6行目でした。