今日は大通りに用事があって、
それは娯楽のかけらもない用事でして、
ぱぱっと行って、ぱぱっと用事を済ませ、ぱぱっと帰ってくる、
まさにぱぱっと三連チャンのつもりで出かけたのですが。
大通りだけではダメだと。
駅前まで行かなければならんと。
仕方ないから、札駅まで行きましたわ。
で、地下通路を歩きながら、紀伊国屋のポイントのメールがきてたよなと思い出す。
本を買う書店が分散しちゃって、故にたいしたポイント数が入っているわけではないけれど、
それでも年内で切れるやつがあるなら、使っちゃったほうがいいのかなぁ、
少ないポイントのために新たに本を買うのも腑に落ちないなぁ、
でも、買いたい本あるしなぁ。
ぐずぐず考えながら、結局用事を済ませたあとに紀伊国屋書店へ。
だがっ。
そんなわけないだろなんですけど、本がないのよ。見当たらない。
自分へのクリスマスプレゼントだもんね、早いけど、まぁ、超フライングだけど、買っちゃえと意気込んでたのに、ないっ。
天下の紀伊国屋さんだがな。無い分けないだろうと売り場を何度も巡回、
作者の棚も何度も見直したし、検索のガチャガチャで入力しても出てこない。
(これってなんで出てこなかったのか、すっごく謎なんですけど。私ヘマってた?)
なんだか意地になっちゃってね、
たかが数ポイントのためも、自分への超早すぎクリスマスプレゼントも関係なし、
とにかく来たからには見つけて買って胸に抱きしめ帰りたいっ。それのみ。
この一途な思いはどうなったか。
実ったのよ。
たった1冊、レジ横の壁に、売れてる本の第五位にぽつんと1冊見本?飾ってあった。
もちろん、むんずと引き剥がし、レジへ。
こんなに見つけられなかったのは私の手落ちか、それとも老化のせいなのか、
レジのお姉さんに聞いちゃったんですわ。
『この本、探しても見つからなくて、
やっと一冊見つけてそこの壁から持ってきたんですけど、本来の場所(売り場)ってどこなんですか?』
うん。私の探していた場所で間違いなかった。
どうやら売れている本の第五位だけあって、売れて、無い、だったみたいです。
執念勝ちですな。勝手に第五位と飾ってあるとこから引き剥がしてきましたが。
良かったのかな?手書きポップで書いておいてください。
(意外と見落としで、実はその壁の下に平積みで山になってたりして。オーマイガーっ!)
というわけで、念願の三浦しをんさんの舟を編むを買っちゃいました。
帰りのバスターミナルでの待ち時間に数ページだけ読んだけど、きっといいと思います。
そう、ぱぱっと用事をすませたい理由ってのは、家に帰って本の続き読まなきゃならないから。
昨日の赤朽葉家の伝説、書き忘れたけど、1ページが二段なのよね。
そこまで細かい字ではないけれど、それでも二段重ねじゃもん、大変よ。二段ルー。違うって。
で、帰宅後本を読むつもりだったのに、疲れ果ててダウンしてましたわ。
これってやっぱりこの本を買えってことなんでしょかねぇ、またクリスマスプレゼントにってか?(笑)。