築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

バチ、インド、ゼロ(T0T)

2022-04-07 09:19:51 | Weblog
相変わらず全体的に魚の少ない休市明けの木曜日。
休市明けなのでいってみれば「2日分」の出荷量なのですが、
2日分でも小物含め、全然少ない感じです。

特に今、需要の多いバチ、インドが生セリ場に全くのゼロ。
いやホントに・・・バチが全く無いって、珍しいです(^^;;)
で代わりになる天然インドもゼロ。
さらにその代わりとなるキハダは20キロ~30キロ台の小笠原産がわずかに
7~8本あったくらいです。。
とうぜん物に合わない値段なんですが、こっちも買うしかないので仕入れましたが・・・
もちろん納得して買ってるわけじゃないんですが。。

それにマカジキもゼロ。

マグロの中で「イチバン」とされる天然の本マグロが希少価値で言えば
一番物があるという・・・・そんな状況です。
ただ数があったと言っても値が安くはならないのが本マグロ!!
まぁ・・・・「安くなる」ほどの本数はもちろんありませんでしたが。。


あったのは相変わらず太平洋岸の伊豆島周りの釣りに塩釜、銚子、紀州の那智勝浦の延縄と
日本海の定置網の小マグロが京都舞鶴や島根県、あとは長崎県産ですね。
日本海定置はもうメジと言っていい10キロ台まで大物のセリ場に出ちゃってます。。

今まで比較的安定していた特上物までじりじりと上がってきてます。

暫くはこの状況が続くでしょうね~~~(><)