築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

勝負できず・・・・(汗)

2020-08-31 09:02:58 | Weblog
昨日で8月は終わりかと思いきや、今日が本当の月末だった8月の31日(汗)
セリ場もなんだかんだとそこそこあったので、全然月末感を感じませんでした~(^^;;)
月末って結構、荷が減るものなんですけどね。。

で、多かったのは続いている津軽海峡の天然本マグロに、滅多にお目にかかりませんが
大西洋のノルウェー産の旋網のでっかい天然本マグロ。
海峡物も値段だけ聞いていると全体的には脂薄いんでしょうね~
セリ番後ろの方の特に赤身系の魚は何とか産地で売れているような感じ(^^;)
せめて身の質だけでも水っぽくなければもっと買い手も付きそうな感じですが、
まぁこの時期の天然物の本マグロにそれを求めても・・・というのもありますしね。
大西洋もボストン、カナダの対岸ノルウェー産の旋網本マグロは~・・・
魚体がデカい上に旋網なので色持ちは全く期待できず、しかも鮮度がいまいちのところに持ってきて
身の質が水っぽいという・・・・(大汗)
まー色持ちに関しましては本当に所は買って卸して置いてみないと何ともわかりませんが
まぁ十中八九、1日2日だと思います。
そんな魚が無頭(頭無し)の小さくても150くらいからだいたい2大キロオーバー
値はけっして高くは無いんですが、正直今の売れ口では勝負できませんよね~
しかも魚が開けてみなけりゃわからない感満載ですし(^^;;)

ボストン、カナダ産の大西洋ジャンボはあまり多くは出ておりませんでした。
値もコロナ以前に比べりゃ・・・ですが、最近な中では割としっかり。
こちらも少なかったですが、オーストラリア産の天然インドもありましたが
品物がもう・・・ですね。
代わって近海のメバチの方が脂は乗ってきてます。
これで魚体が大きい物が増えてくれば、三陸沖のメバチもシーズンですね(笑)





まだまだ暑さは続きますが、秋は確実に近づいてますね(^^)
『食欲の秋』に期待してます(笑)