たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

品格が漂う八重のドクダミを生ける

2016-05-23 10:56:16 | Lyricism

6月、梅雨時になると一斉に辺りを被うドクダミの花。
葉の間から白い4枚の花弁状の苞を広げて、
中央に突起状の花序を剥きだして、
白い花が一面に咲いている様態は、



通り過ぎて見ているだけの徘徊人には苦になりませんが、
猛烈な繁殖力のために、他の植物を駆逐してしまう。
踏んづけたりしたり、座り込むと臭気がたまらない。



ところで、同じドクダミでも「八重」になると品格が変わってしまう。
徘徊人の家に、八重の花弁状の苞をつけるドクダミが生けられました。



ご近所さんの庭から分けていただいた一株を鉢植えして置いたら、つぼみを付け始めました。
一輪咲きましたので同居人が生けたものです。



鉢植えの数輪のつぼみが咲いたら追加でアップします。



2016年5月28日毎日新聞からスクラップ