6月、梅雨時になると一斉に辺りを被うドクダミの花。
葉の間から白い4枚の花弁状の苞を広げて、
中央に突起状の花序を剥きだして、
白い花が一面に咲いている様態は、
通り過ぎて見ているだけの徘徊人には苦になりませんが、
猛烈な繁殖力のために、他の植物を駆逐してしまう。
踏んづけたりしたり、座り込むと臭気がたまらない。
ところで、同じドクダミでも「八重」になると品格が変わってしまう。
徘徊人の家に、八重の花弁状の苞をつけるドクダミが生けられました。
ご近所さんの庭から分けていただいた一株を鉢植えして置いたら、つぼみを付け始めました。
一輪咲きましたので同居人が生けたものです。
鉢植えの数輪のつぼみが咲いたら追加でアップします。
2016年5月28日毎日新聞からスクラップ