たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

あれよ、あれよ、という間に、今年も9月

2011-09-03 07:41:30 | Journalism

東京・上野の東京国立博物館・平成館で開かれている、
空海と密教美術展を拝観してきました。
京都の東寺の仏像曼荼羅から8体の仏像を立体展示した大空間は圧巻です。
空海さんの思想に基づく密教の宇宙観を示す仏像曼荼羅の体感して、
曼荼羅のパワーを浴びてきました。



駅に戻って、駅売り夕刊の見出しを見ると、
ノロノロ、ふらふら、強烈な台風12号とともに、
地味~に、野田佳彦新内閣が発足しました。
一国の首相が自分を評して「どじょう」だという。
大丈夫ですか。
<どじょう>といえば、<たにし>と同じ川辺の生き物です。

隣組同士として、とりあえず敬意を表します。
が、しかしです。次の理由で評価はしません。
小澤元代表の息のかかった最悪シンパの二人、
幹事長に輿石東・参議院の悪ドンの起用と、
それに山岡賢次国家公安委員長の入閣です。
<異見>の相手に<ノーサイド>宣言は<自見>の放棄です。
またしても新内閣は、政府と党の亀裂を引きずって、
不毛の確執でぐじゃグジャ政治が続くでしょう。

永田町は、台風一過の晴天に戻らないようですね。