たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

大雪の朝 冬の薔薇 ふゆそうび 一輪

2008-12-07 22:35:19 | Lyricism

今日は大雪(たいせつ)。二十四節気の一つ。
この日から冬至までの期間。

タニシの写真ステージ・自然公園のモミジ山が、
今週まで開放されているので、撮影に行きました。

途中のバラ園を歩いていると、
冬の薔薇が咲いていました。

冬薔薇。ふゆそうび、と読むのだそうです。
冬、とくに1月の季語で、四季咲きの薔薇が、
冬にも咲き残っている状態をいうのだそうです。

真っ赤でもなく、真っ白でもなく、黄でもない。
なんとも云えない淡紅色に縁どられた一輪。

つるばらの 冬さくばらの 白さみよ 万太郎

モミジ山の紅葉も撮ってはきたが、
大雪の今日は、この冬薔薇につきる。




2 コメント

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Unknown (かわにな)
2008-12-09 12:50:05
こんにちは

冬薔薇 寒い時期に咲く薔薇も いいですね
品格のある薔薇のような気がしてきます
それは人間が勝手に考えることなのに・・・
なぜか やさしさを感じたり、力強さを感じたり、そして、励まされたり 不思議です。
自然から、ひとかけらを切り取ると、いいものが見えます。
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薔薇の伝言 (タニシの爺)
2008-12-09 21:09:30
かわにな様
見て下さったのですね。
タニシはあまり深くは考えないです。

当地では銀杏の落葉(らくよう)が盛んです。
陽光を受け、きらめいています。

銀杏散る 連れて入る 回転ドア
雨の舗道 黄金に染まる 散り銀杏

タニシのあぶ句。
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