師走に入って空気が澄んできました。
当地の里山もグラデーションに彩られています。
この季節の山の姿を「秋山明浄にして粧うが如く」と評し、
「山装う」が秋の季語になっています。
いまさらですが、ほとんどの方が知っていますよね。
トップの写真、カナダにいるみたいでしょう。
ところで、衆院選が公示されました。
この時期、何の必要があって衆院を解散したのか、納得しがたいですね。
安倍晋三首相、消費税10%上げの目論見が怪しくなり、
頓挫した政策目標から逃げの一手「解散」で目くらまし煙幕作戦ですね。
選挙に掛かる予算は700億円だそうです。全部税金です。
「アベノミクス」の成果を争点に上げていますが、空々しいです。
「安倍のミス苦」に曝されているわれ等庶民派、高齢者には、「お零れ」は「滴って」きません。
大企業が収益を上げて、お金持ちが余分に「潤え」ば、
「貧乏人」にも「お零れ」が「滴って」くるだろうという「アベノミクス」
日銀もバックアップで「ジャブジャブ大番振る舞い」しても、一向に貧者には廻ってこない。
廻ってこないどころか年金は目減り、保険医療費など社会負担は増すばかり。
株が上がっても、株などやってない庶民には「蚊帳の外」です。
消費税分は「福祉予算に回す」といった公約はどうなったのだ。
公約と言えば「身を切る定数削減」はどうなっているのだろう。
「身を切る」などと大見得を切っても、わが身可愛さで手を拱いているばかりです。
定数削減どころか475議席なんて多すぎる「半減」してもいいくらいです。
「小泉チュードレン」「小沢ガール」と称された「新人議員」たち、
そして前回の「民主党嫌よ」で当選した大量の自民党の新人議員たち。
選挙の度に入れ替わる「大量の新人議員たち」は、
「国民の幸福」に何を貢献しているのでしょうか。
大方は選挙区に張り付いて、名刺配りをしているだけでしょう。
民主政治の基本は「数」の政治かもしれませんが、
「数だけの議員」って壮大な政治コストの無駄遣いですね。
国を動かしているのは一握りの領袖と官僚たちです。
残りは単なる「数」要員です。
大多数の陣笠議員は選挙区民・有権者手当てだけ動いています。
選挙区民の手当てと言えば「不明朗な資金出納」で事務所が強制捜査された女性議員がいました。
疑惑に対する説明釈明もせずに立候補しています。公認した党本部も問題ですね。
14日の投票日まで「就活・議員候補」らが走り回ってきます。
選挙の度に「劣化する」政治家の質、有権者の資質も問われます。
大企業の政治献金が再開されています。政党補助金も交付されています。
「アベノミクス」で潤った大企業からの「還流献金」ですね。
われ等庶民に「消費税が還流」されることは絶対にないでしょう。
デフレ脱却、財政健全化は「この道しかない」というアベノミクスでいいのか????
一方、アベ批判大合唱の「チマチマ野党」からは「他の道」提示がない。
「格差手当て」を言うばかりで「成長戦略」のアクションプログラムが不透明です。
寄せ集めの少数野党が選挙だけ野合しても、政治機能が停止するだけで任せられない。
「限界集落」が全国的に増えているという。やがて行き着く先は「限界日本」でしょうか。
さて、どの党、誰に投票するか、悩ましい限りですね。
「永田町明浄にして国民に幸せが滴るが如く」となるのは何時のことでしょう。
写真の撮影地は水元公園、大町自然公園でした。
水辺の木々が素敵です。
イチョウにモミジにと色とりどりで歌のようです。
忙しがっていまして、とうとう美しい秋を見逃してしまいました。
こんな美しい秋に出会えて嬉しいです。
今年もあとわずかになりました。
ご自愛くださいませ。
見ていただいていると思うと、
励みになります。
寒波と降雪があったようですが、
上田地方はどうでしたか。
ハーブたちは雪ノ下になってしまいましたか。
週に一回は何とか更新しようと思い、あちこち徘徊しています。
今年の紅葉はばらつきが多く、
美しいときは短かったですね。
美代さんの周辺はいかがでしたか。
今日は割合暖かい雨です。
ハーブたちも息を付いていると思います。
私もこれからは歩く時間帯を作らなければと考えています。
そうすれば、ブログのネタに?なりそうなことが見つかるのに(^O^)
と思っているばかりです。
いつもありがとうございます。