令和4年4月29日 今日は祝日「昭和の日です」
明日で一年の3分の1が終わります。
若い女の子の「お仕事小説」に嵌っている。
「和菓子のアン」坂本司著、
「天国はまだ遠く」瀬尾まいこ著に続いて、
近藤史恵著「たまごの旅人」(実業之日本社)です。
堀田遥さん。海外旅行の派遣添乗員です。
中学生のとき、両親と台湾旅行に行った。
そのときの添乗員さんの「素敵さ」に魅入られてしまった。
本人は、旅が好きだと思っていた。
「好き」なことを「仕事」にしたら、
こんなに楽しいことはないと思っていた。
スペイン語習得のため「アルゼンチン」にも留学した。
身分は「派遣」であったが、念願かなって、
「海外旅行添乗員」の職に就くことができた。
研修を終え最初の添乗は、
「アイスランドのオーロラ見物」になった。
2回目は「クロアチア、スロベニア9日間」
本書によると、スロベニアには、
「日本人98%が行かない国」というデータがあるという。
「たにしの爺」そんな記録があるなんて、全く知らない。
爺が今後、ヨーロッパに行くなら、
最も行きたいのはこの2国、思いを募らせながら、もう、
行くこともないだろう幻の国になっている。
「アドリア海」の陽光を浴びたい。
遥かさんが添乗業務をこなしながら、
スロベニアの首都・リュブリャナの風景、旧市街の佇まい。
ブレッド瑚、ボストナイ鍾乳洞見学などの記述は、
羨ましくも参考になりました。
次はフランスは「パリ」。
参加者、それぞれパリに描く想いは様々であったが、
現実に見たリアルなパリのギャップに戸惑うのだった。
そして、中国「西安・北京」にも行った。
ツアー一行の荷物が「ロストバゲッジ」で、
行方不明になってしまった。
荷物は無事に戻って「頤和園」「万里の長城」見学をした。
新米添乗員としては、かなりな、
ハードなスケジュールをこなした半年でした。
ツアーのお客さんには、「厄介な困った人」が必ず居ます。
わがままな人、同行者となじめない人、頼りたがる人、
体調を崩す人、なにかと不満顔をする人、身勝手な人、
「好きな仕事」に就いたはずだったが、滅入ることも多々であった。
遥さんは、そんなお客さんに寄り添い、健気に応えていくのでした。
そして最終章「沖縄のキツネ」
コロナ禍、旅行業界は「死の海」状態になってしまった。
派遣添乗員は真っ先に「お払い箱」です。
遥さんは、実家にも居にくくなって、
沖縄の寂しい海岸べりの寮で「缶詰状態」暮らし。
「コールセンター」のバイトに就いて、
糊口を凌ぐ羽目になったのでした。
看護師をしている幼馴染で親友の千雪さん。
添乗業務中にはスマホで「近況報告」をし合っていました。
そして、石垣島出身で東京で劇団研究生をしていたが、
帰ってきていた女の子、美鈴さんと知り合いになった。
遥さん、街に立って、スマホの画面に話しかける
「千雪見ている」「凄くきれいね」
チャットも入ってきた。
次に美鈴さんが「こちら竹富島です」
旅に出られない人たちに、リモートで動画配信プレゼント。
新しい旅行形態を予感させたエピローグでした。
「大型連休」が始まっている。
リアル旅行者が日本中に溢れていることでしょう。
コロナ分科会はGW後の感染急拡大に「要注意」。
感染も。事故も。自己責任です。ご用心ください。
ご近所徘徊、図書館の本で「妄想旅行」が安全です。
読み終えたら、感想文の「綴り方教室」で痴呆予防です。
追記ーーきょう4月30日は「図書館記念日」
NHKの朝のラジオで30日は「図書館記念日」だと知りました。
そのような記念日があることを初めて知りました。
徘徊途中の公民館に併設の市図書館の分館は休憩に立ち寄り、
新聞、週刊誌で時間をつぶします。
大型活字の本を借り出したり、読みたい本を取り寄せたりしています。
感謝しています。ありがとう。
明日で一年の3分の1が終わります。
若い女の子の「お仕事小説」に嵌っている。
「和菓子のアン」坂本司著、
「天国はまだ遠く」瀬尾まいこ著に続いて、
近藤史恵著「たまごの旅人」(実業之日本社)です。
堀田遥さん。海外旅行の派遣添乗員です。
中学生のとき、両親と台湾旅行に行った。
そのときの添乗員さんの「素敵さ」に魅入られてしまった。
本人は、旅が好きだと思っていた。
「好き」なことを「仕事」にしたら、
こんなに楽しいことはないと思っていた。
スペイン語習得のため「アルゼンチン」にも留学した。
身分は「派遣」であったが、念願かなって、
「海外旅行添乗員」の職に就くことができた。
研修を終え最初の添乗は、
「アイスランドのオーロラ見物」になった。
2回目は「クロアチア、スロベニア9日間」
本書によると、スロベニアには、
「日本人98%が行かない国」というデータがあるという。
「たにしの爺」そんな記録があるなんて、全く知らない。
爺が今後、ヨーロッパに行くなら、
最も行きたいのはこの2国、思いを募らせながら、もう、
行くこともないだろう幻の国になっている。
「アドリア海」の陽光を浴びたい。
遥かさんが添乗業務をこなしながら、
スロベニアの首都・リュブリャナの風景、旧市街の佇まい。
ブレッド瑚、ボストナイ鍾乳洞見学などの記述は、
羨ましくも参考になりました。
次はフランスは「パリ」。
参加者、それぞれパリに描く想いは様々であったが、
現実に見たリアルなパリのギャップに戸惑うのだった。
そして、中国「西安・北京」にも行った。
ツアー一行の荷物が「ロストバゲッジ」で、
行方不明になってしまった。
荷物は無事に戻って「頤和園」「万里の長城」見学をした。
新米添乗員としては、かなりな、
ハードなスケジュールをこなした半年でした。
ツアーのお客さんには、「厄介な困った人」が必ず居ます。
わがままな人、同行者となじめない人、頼りたがる人、
体調を崩す人、なにかと不満顔をする人、身勝手な人、
「好きな仕事」に就いたはずだったが、滅入ることも多々であった。
遥さんは、そんなお客さんに寄り添い、健気に応えていくのでした。
そして最終章「沖縄のキツネ」
コロナ禍、旅行業界は「死の海」状態になってしまった。
派遣添乗員は真っ先に「お払い箱」です。
遥さんは、実家にも居にくくなって、
沖縄の寂しい海岸べりの寮で「缶詰状態」暮らし。
「コールセンター」のバイトに就いて、
糊口を凌ぐ羽目になったのでした。
看護師をしている幼馴染で親友の千雪さん。
添乗業務中にはスマホで「近況報告」をし合っていました。
そして、石垣島出身で東京で劇団研究生をしていたが、
帰ってきていた女の子、美鈴さんと知り合いになった。
遥さん、街に立って、スマホの画面に話しかける
「千雪見ている」「凄くきれいね」
チャットも入ってきた。
次に美鈴さんが「こちら竹富島です」
旅に出られない人たちに、リモートで動画配信プレゼント。
新しい旅行形態を予感させたエピローグでした。
「大型連休」が始まっている。
リアル旅行者が日本中に溢れていることでしょう。
コロナ分科会はGW後の感染急拡大に「要注意」。
感染も。事故も。自己責任です。ご用心ください。
ご近所徘徊、図書館の本で「妄想旅行」が安全です。
読み終えたら、感想文の「綴り方教室」で痴呆予防です。
追記ーーきょう4月30日は「図書館記念日」
NHKの朝のラジオで30日は「図書館記念日」だと知りました。
そのような記念日があることを初めて知りました。
徘徊途中の公民館に併設の市図書館の分館は休憩に立ち寄り、
新聞、週刊誌で時間をつぶします。
大型活字の本を借り出したり、読みたい本を取り寄せたりしています。
感謝しています。ありがとう。