たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

晩秋の吾妻路、墓参と「八ッ場ダム」巡り

2021-11-22 11:09:58 | 社会見学
令和3年11月22日 二十四節気の「小雪・しょうせつ」。
大気が冷え雨が雪へと変わる頃になります。
全国的に低気圧が発達し荒れたお天気です。
北海道釧路地方は初雪になっているという。

しばらく晴れの日が続いていました。
道野辺の徘徊の路は「木の葉時雨」。
落ち葉が敷き詰められ「カサコソ」。
枯葉が風に転がって追い越してゆく。



たにしの爺、群馬吾妻・嬬恋に仏縁の姻戚がございます。
このほど、コロナ禍で遠慮していた墓参をして参りました。
晩秋の山間の高台に建つ墓標は静寂に満ちていました。



ああ、このような秋風景に自らが佇むのは、
何十年ぶりになる記憶なのだろうか。
すべてが感慨無量の心地でした。
ありがとうございました。



翌日は「八ッ場ダム」を見学しました。
完成前の工事現場見学ツアーに参加したことはありました。
貯水された「八ッ場ダム」を見たいと思っていました。


吾妻線川原湯温泉駅の改札コンコースから見えたダム湖水の一部

吾妻線「川原湯温泉駅」からスタート。
八ッ場ダムの象徴になっている「不動大橋」から、
「八ッ場大橋」とダム湖水を跨ぐ橋を2本渡りました。
↓不動大橋です。
ダム建設を巡る「あれこれ」の象徴としてニュースに何度も登場しました。







↓「不動大橋」からダム湖の眺め。紅葉の名残が湖面を映していました。



↓建設途中にはバンジージャンプが行われていた「八ッ場大橋」を通る。



「ダム見放台」からの眺めです。







ダム本体の上から放水を見る。



↓エレベーターで降りて巨大な隔壁を見上げました。


左下の入り口がエレベータの昇降口です。






迫力満点の放水口です

「管理支社、資料館」でダムの仕様や仕組みを学びました。
月曜日でしたが好天にも恵まれ、大勢の旅行者でにぎわっていました。
↓川原湯温泉の象徴として親しまれていた立ち寄り湯「王湯」。
湖畔の岸に引っ越して営業しています。入湯料500円。



↓ダムの下流に残されている「JR旧吾妻線の線路」の一部が見えました。



この後「吾妻峡」の一部「猿橋」付近を歩いてみました。



紅葉の盛りを過ぎていましたが、
深く切れ込んだ岩肌の底を流れる、
吾妻川の流れを見ることが出来ました。



ご案内くださったお二人に感謝します。
ありがとうございました。
とても楽しく「八ッ場ダム」のすべてを見学できました。