小雨のなか晩秋の上野東照宮を巡って来ました。
日が経ってしまいましたが記録をアップします。
トップの写真は唐門の内側です。
11月30日(土)に都内の新橋まで所用があって上京しました。
会食が済んでホテルを出ますと雨でした。
メトロ銀座線で新橋から上野に出ました。
上野公園の桜並木の紅葉が散って雨に濡れて光っていました。
公園内でエコラリーのイベントがあったらしく、多くの家族連れで賑わっていました。
上野東照宮へは大石鳥居の下を通って、水舎門から境内に入ります。
左側は「牡丹苑」です。冬囲いの作業をしているようです。
雨に濡れた石畳を奥に進むとイチョウの巨木が、見事な黄色の発色です。
右側には旧寛永寺の五重塔が紅葉の木々の間に見え隠れします。
さらに進むと左右には、諸大名が奉納した石灯籠や銅灯籠が並んでいます。
徳川家に忠誠を誓うため、大名もこぞって奉納したのでしょう。
突き当りが近付いてきました。
紅葉の木々のなかに、唐門と社殿が金ぴかに輝いて見えます。
門柱に縦に彫られた左甚五郎作の昇竜(右)と降竜(左)の彫刻は有名です
左手の入口から500円を払って上野東照宮の門内に入ります。
格子状に細工された塀(透塀すきべい)が見事です。
上欄には野山の動植物、下欄には川や海の動植物などが彫刻されています。
唐門の内側も精緻を混めた彫刻模様に彩られています。
門戸の裏側もやはり金張りになっていました。
そして権現造りの見事な本殿です。
柱、、壁、屋根まで金縁の装飾が施されています。
上野東照宮は、東京・上野恩賜公園の脇にある神社です。
徳川家康(東照大権現)・徳川吉宗・徳川慶喜が祭られています。
徳川一代は金ぴかが好きのようですね。
詳しくはこちらの公式ホームページからどうぞ。
門を出て左に回るとパンダの居る上野動物園です。
脇に鶯団子で有名な大正時代からの老舗甘味茶屋「新鶯亭」があります。
三色団子とお茶をいただいたあと、
東京都美術館や博物館、西洋美術館などのポスターだけ眺めて帰りました。
上野公園は、新宿、渋谷など繁華街に比べ、なぜか落ち着いていられます。
始めて東京に降りた駅が上野駅だからでしょうか。
終着駅で始発駅であった上野駅が通過駅になってしまいます。
全ての鉄道線路は東京駅が集中駅になります。
長々とスイマセンです。