たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

東京・小石川後楽園の紅葉が見頃です

2012-12-06 11:15:30 | 散策の詩

東京ドームシティの隣は、秋の彩に染まっていました。
最近の天気模様は、
寒暖、雨・曇り日と小春日が隔日になっています。
5日はグループの都内歩きに付き合って上京してきました。
天気は寒い一日と予報されていましたが、
風もなく穏やかな小春日和になりました。





後楽園遊園地のあるJR水道橋駅で下車、
この駅は、あの読売巨人軍の本拠地・東京ドーム球場の玄関駅ですね。
波打ったようなドームの屋根、壁面が見えます。
(ちなみに、たにしの爺はアンチ巨人一直線です)





球場に行く陸橋は渡らず、飯田橋方面に歩くこと10分。小石川後楽園の門にたどり着きます。
門の脇の涵徳亭(かんとくてい)は予約で満員のようです。
売店の前から園内に入ると目に飛び込んできたのは、
陽光に照り映えるとびきりの紅葉でした。







都心でこんなにも見事な紅葉の見られるとは、初めて知りました。
球場ドームの屋根と重なるように見事な紅葉を堪能しました。





昼食ランチは高層区役所で有名になった文京区役所。
東京スカイツリーが26階のレストランから目前に見える、ということで話題になっているという。
ぐるりと展望ラウンジもあって、池袋、新宿、新橋の高層ビル群と、
澄み渡った空遠く、筑波山、丹沢、富士山が眺望できました。



足下には今見てきた小石川後楽園の紅葉のパノラマが広がっていました。

いま東京で見られる名園・庭園は徳川治世時代のものが多く、
300年の歴史遺産に現代の都会人は心を和ませている。ここ小石川後楽園もガイドによると、
「江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。
光圀は作庭に際し、明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。」
と記されています。