ひっそりと咲く、一人静を見てきました。
今日は久しぶりに晴れた休日となりました。
近くの自然公園に行くと、一人静 がぱらぱら咲き始めていました。
少し寂しい花ですね。野生なので年々、花が小さくなってゆくようです。
友だち繋がりに頼る自己肯定感
4月23日金曜日、いつもより少し早く帰れた。
コタツに入って、缶ビールをプシュッとやって、
テレビに目をやると、NHK特報首都圏「“ひとり”が怖い」という番組が始まっていました。
終った後、Webで探ってみたNHKの番宣によると――、
今大学生に「友達がいないと思われる」ことを極端に恐れる傾向が高まっているという。一人でいるところを友だちに見られたくないと、トイレにこもって昼食をとる「便所飯」をしている学生もいるという。
専門家は、今の若者は身近な人とのつながりを持っていると実感することが自分の存在感(=自己肯定感)の大きな根拠となっているのではと分析している。
大学側も「キャンパスでの孤独」を防ごうとさまざまな対策に乗り出している。若者の友だち関係に対する心理を探る。 ――とありました。
最近の大学生らは、一人で学食(大学内の食堂)に入れない。
トイレで食事をしている学生もいるという。
なぜかというと、一人で食事をしたり、弁当を食べているところを見られたくない。
「あいつは友だちがいない、さびしい人間だ」と思われたくない。
「一人で孤立していると、思われるのが怖い」のだという。
そんな大学生が増えていると、映像で伝えていました。
学生らに話を聞くと「食堂を個室化したり」「衝立で仕切って、周囲から見えないように」してもらいたいという。
「個性」「個性」と自己主張が強いくせに、
群れていないと安心できない。
これって、群れている稚魚や鰯と同じじゃないの。
外敵を寄せ付けない。「群れている安心感」から自己解放できない。
さらに番組は、若者たちの「24時間ケータイ繋がり」についても映す。
アドレス登録数が600とか800あるのが普通。
10や20では友達のいない、寂しいやつだと思われるのが怖くて、
ひたすらアドレス収集を競う。
登録許容数を増やすために、ケータイを買い換えたとも。
46時中、ケータイを握り締め、仲間と食事中でも、
授業中でも、デート中でも、掛かって来たメールに対応する。
掛かって来たメールに直ちに反応しないと、
友達から外される「メールでのつながりが唯一の友達空間」のメル友依存症候群の学生たちが映し出されていた。
番組にでていた大学の先生が、「携帯メールで24時間常に維持される友人関係が、自己肯定感の大部分を占めるようになったと」分析していました。
たわいもない、稚語のような電文を、46時中、見たり、打ったり。
思考回路が、指先だけで完結している、ケータイ人間が増殖中です。
彼らの気持ちの裏を返せば「他人の目や評価」が異常に気になる。
友だちと居たり、繋がっているときの安心感に比べ、独りになったときの不安、
他者への傍若無人な態度、無感心さ、周囲に対する攻撃的な目線など。
友だちに対する気遣い、態度とは全く逆転する。
たにしは、ランチタイムは一人がいい。
昼飯時間まで、同僚と一緒というのは出来るだけ避けたい。
誘われて、断りにくいときは同道するが、大体は一人で、
お気に入りのランチ店で好きなものを頂く。
絶対に入りたくない店は、喫煙OKの店。二度と行かない。
ランチのあとは少し街歩きをする。
白拍子の舞に似たる 一人静