ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

赤に黄色のラッパマーク

2012-12-04 | ルーマニア・ブカレストの日常


ルーマニアの郵便局は見つけやすい「赤に黄色のラッパのマーク」。クリスマスシーズンのこの時期、季節のお便りを書いたり、プレゼントを贈ったりする人が多いので、いつ行っても郵便局は混雑しています。カウンターの後ろには、たくさんの小包が山積みになっていたりして、局員さんも忙しそう。小包を個別に配達する制度が無いから、小包を受け取るのも郵便局なのです。
 


大きなトラックで運ばれていきますが、何せ郵送物が急増する期間なので、配達まで時間がかかったりします。いつもは1週間くらいで届く日本までの普通郵便、3週間ほどかかったことも。
 


まとめてクリスマスカードを発送するときの注意は、窓口で切手を購入しても、切手の添付と投函を局員さん任せにしないこと。「ここで貼って出しておくから。」と言われ、たとえ1通のときでも、実際に局員さんが手元で貼ってくれるのを確認します。消印まで押してくれるのを見届けると、なお念入り。
 
残念なことに、大量まとめ発送のとき、窓口で切手代を着服され、待てど暮らせど郵便物は届かなかったという事例、以前日本からの留学生から直接聞いているし、在ルーマニア日本大使館まとめによる邦人がこうむった被害状況でも報告されています。
 


ワタクシ、マドモワゼル御用達の、この郵便局に見えない小さな郵便局。局員さんは日本びいきの方ですが、それでもやっぱり気は引き締めています。クリスマスを前に何かと物入りのこの時期、まとめ発送でたとえば100レイの現金といっしょにどっさりと郵便物を預けられると、だれでも気の迷いと言うのが出てきそう。日本のようなスタンプ式(=郵便料金別納や後納)は無いので、せっせと手作業で切手を貼る作業よりも、100レイをポケットに突っ込むほうが楽に決まっているし。
 
ちょっと悲しい注意事項を書いてしまいましたが、これもまたルーマニアの現実。実際、緊縮財政政策で公務員のお給料は低くカットされ、1000レイに満たない人もいます。100レイの現金が目の前にあれば、魔がさすことだってあるでしょう。ユーロ圏内に入ったとはいえ、ユーロ導入のハードルは高く、国民は将来に希望を持てなくなってきています。だからと言って、切手代をポケットに入れるのは・・・。


関連記事:
☆日本からの女子留学生、投函した絵葉書が届かなかったことがありました、こちらから。
☆古くからの住宅街にある小さな郵便局、局員さんのお姉さんは日本人とご結婚、こちらから。

☆よからぬ推測が頭をよぎりました(元記事はこちらから)
~昨年12月、ルーマニア国内向けのクリスマスカードを投函に行ったとき、「国内料金は値上がりしたのよ。今1.9レイ。ちょうどの切手が無いから、ヨーロッパ向けの2.1レイを売ってあげるわ。」といわれ、まとめてお金を払いました。もちろん、切手を手に取り、自分で貼りました。でも、そのあと調べると値上がりなどしていませんでした。今思うと、このときの局員さん、私が切手を自分で貼るのでなければ、切手代を着服するつもりだったのだろうか??わざと高い金額を言うなんて・・??


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