ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

地表から湯気が・・・

2012-12-18 | ルーマニア・ブカレストの日常


ブカレストは温泉の沸く町??と勘違いしてしまいそうな、地表から沸き立つ湯気。
 


近づいて確認、穴が開いているわけでも無し、掘り返された地中のどこかから、湯気。じつはこれら、地面の中を通るお湯のパイプから誤って噴出してきているもの。ブカレストでは、ブロックハウスを中心に一般的にお湯は工場で作られたものが、太いパイプを流れて供給されているのです。



本来はこのような形で、蒸気抜きをします。温かい湯気が噴出すので、ポツリポツリと水滴が落ちるため、水をためているところも。



これはもっとわかりやすいです、この地下をお湯のパイプが通っていることが。



この猫ちゃんはよく知っています、湯気のおかげでここはほんのり温かいのです。ブロックハウスの暖房も、お湯を循環させて温めるカロリフェール。
 


この鉄板の下も、お湯のパイプが通っています。湯気がこんなに漏れてきて、大丈夫かなあ?
 


野良ワンコたちも、賢い。ここが温かくなっていることを知っています。後ろのワンコは、鉄板が熱すぎると見えて「頭寒足熱」で温まっているではありませんか==。ちなみに「頭寒足熱」は、日本の発想。ルーマニア人は寒いとき、まず頭部を温めます。
 


広い歩道の真ん中、ブロックが割れていてそこから湯気。特に珍しい光景ではない、ブカレストの歩道の段差、でもここまでくると危なっかしくて仕方がないです。誤って足を突っ込んだりすると、ブロックがさらに壊れるか、突っかかって転ぶかのどちらか。痛い目にあいたくない人は街歩きのときには、きょろきょろせずしっかり前方を見据えて行きましょう~。



記事中の写真はわかりやすいように雪が無いときのものを使いましたが、大雪警戒警報発令中のルーマニア、いまや雪がどっさり。雪景色に地表から湯気が上がっていると、余計に温泉からの湯気のように見えてしまいます・・・。寒いときには温まりた~い。


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ルーマニア人は寒いとき、まず頭部を温めるため、「かつら」をかぶります。「かつら」と聞こえたのは私の空耳、「カチュウラ(căciulă)」と呼ばれるニット帽子のこと。このいきさつの記事はこちらから。



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