4月半ばの復活祭明けに、とんでもない気候がやってきました、ルーマニア。2日目(=復活祭後の2日目の月曜日をこのように呼ぶ)に各地で冷たい雨、風も吹きすさみ、ブカレストでも最高気温は10℃に上がらず。
確かに例年のように春はやってきました、3月下旬~4月上旬に気持ちのいい好天が続き、「A venit primavara」(=春が来た)ということで、ブカレストの暖房供給は止まりました。ここでは、暖房はブカレスト市による集中管理、工場で作られたお湯が集合住宅の各戸のカロリフェール(=暖房具)に流れてきて、それで室内を温めるのです。
お湯が循環しているだけですが、そのおかげで真冬でも室内はポカポカ、長袖Tシャツ一枚で過ごせたりしました。夜、寝るときも薄手の布団一枚で十分暖かく感じていたけれど。いったんカロリフェールが止まると、逆に未明の冷え込みが身に凍みて、布団を2枚重ねにして寝ていました。
大がかりな暖房システムなので、停めたり供給を開始したり、というのは行政の判断によるし、判断ミスによるロスも大きいです。というわけで、いったん止まると次のシーズンまで稼働しないのが通常。が、今年のこの異常気象により、冷え込み始めた週半ばからカロリフェールが復活。
「え?また、暖かくなっているよ、カロリフェール。」
「カロリフェールがまた、やってきたね。」
が、道行く人・出会う人の挨拶になっています。
地球温暖化なのか、例年4月には30度以上に気温が上がったりしていたブカレスト、今年の気象はそれに逆行?
タイトル:
「春の真ん中の厳しい冬」は、テレビニュースのテロップ「Iarna grea in miez de primavara」より。「miez」は、「真ん中」「核心」の意。
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其方は、寒くなったりしているんですね。
トロントも、確か昨年は、4月に雪が降りました。
今年は、暖かく、公園や公園近くでチューリップや忘れな草が咲き始めました。 :)
今日の午後は、桜が咲いていることに気づき、写真を撮りました。あと、少し前から木蓮の花も、トロントで咲き始めました。 🌸
でも昼間は半袖で外出できるくらいの暖かさ。
次第に秋と春が短くなっているような気がします。
おそらくチューリップやモクレンはもう、じきを過ぎてしまったと思われます。4月上旬は暖かく、中旬は冬に逆戻り、そしてようやく下旬に良い気候になりました。
天気の移り代わりの中、どうぞご自愛くださいませ。
おかげで、カロリ。フェールは止まりました、まだ少し朝晩は冷え込むというのに。。。。、