ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニア統一記念日マラソン大会、2連覇

2013-12-01 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
走っていないと笑顔が出ないワタクシ、マドモワゼル、またまた走り始めました。
 


先のバルカンチャレンジで前頚骨筋に続く腱をこっぴどく痛め、皮下の内出欠があったので細かい腱の断裂もしていたらしい~自分自身、このシーズン再起不能か、と落ち込みましたが、2週間完全休養したらぼちぼち動けるようになり、暖かい室内のトレッドミルの上で腰に負担をかけないよう傾斜をつけて3キロ、5キロと走れてきたので、気分を良くして、日曜日にフルマラソンに挑戦♪
 


レース参加が大好きなのは、幾つになってもどこへ行っても変わらないです、しかもハーフではなく、マラソン!(あはは=)この日はルーマニア統一記念日、ここにいる誰もがルーマニア国旗のトリコロール(青・黄・赤)に染まる日。私もお手製の蝶ネクタイで出走。
 
2週間まったく動けず、それから何回かトレッドミルで走っただけだったので、屋外を走るのは久しぶり。しかも珍しく、脚が“走りたいよ==”と言っている♪、キロ5分を切るペースで走り始めていました。
 


痛めたところがまた痛み始めたらすぐに中止するつもりでしたが、気にしていたところはわずかな違和感が出ただけで、30キロ手前から練習不足による筋肉痛との戦い、でも最後まで押せて完走できました。違和感が出始めたとき、コース係のラン友に「私の前に女子は何人いる?」~「誰もいないと思うよ、たぶんヒロコが一番。」との即答を得て、「これはもう、途中でやめられない。」と決心。
 


そのまま走り切って、「ルーマニア統一記念日マラソン大会、日本人のヒロコが優勝しました=!」とアナウンスに出迎えてもらってフィニッシュ。呼称は大きいけれど、地元の公園で行われたローカルな大会、タイムは3時間45分。



ハーフを走るだけのスピードが無いのでフルにエントリーしてラッキー、表彰台真ん中のおまけがつきました。完全にイーブンペースで走った昨年に引き続き、2連覇。
 
ルーマニアでもランニングブーム、ハーフを走る女性は多くなってきたけれど、フルマラソンとなると尻込みする女性が多く、決して多くない女性マラソンランナー。でも、若い世代がどんどん走り始めているので、急成長もありえます。いつまでもマドモワゼルの出番じゃないよ==。

寒いのが苦手に追い討ちをかけてスタート時の気温は1℃、お昼過ぎでも4℃くらい。スパッツにタイツに厚手タイツと、3枚重ねで走りました。格好はどうで あれタイムはどうであれ、しっかり走れたのが嬉しかったです。またぼちぼちがんばりましょう~。

統一記念日をお祝いするこんなコスチュームランナーも:


ルーマニアの民族衣装を来て登場、この人を置いてほかにはいない美人市民ランナー、イリナとそのラン仲間。イリナは11月のアテネマラソンを3時間18分で走り、今はファンラン中。


お祝いといえばダンスがつきもの。この日のイオレ公園でもダンスの和。


あちこちで、ダンスの和。


この二人もランナーです。


マラソン駅伝(4人で42.195キロをつなぐ)部門2位のペガサス・トライアスロンチームの皆さんと。

心強い経験談
フェイスブックに「ふくらはぎの前の腱を痛めて、歩いていても座っていても寝ていても⇔痛い。」と弱音をアップロードすると、ルーマニアの現役オリンピックマラソンランナー、マリウス・イオネスクさんの目に留まり、「僕も春先にシンスプリントを痛め、2週間完全休養した、貴女もお大事に。」とメッセージをいただきました。

2週間休んでも、その後ロンドン五輪を完走、彼はルーマニアが26年ぶりに輩出した男子マラソンのオリンピックランナー。昨年のバネッサ・トレイルランで交流がありました。

オリンピック・マラソンランナーでも、2週間じっと我慢して休むこともある、もちろんその間、痛めている部分以外のトレーニングは続けておられただろうけれど、(*ワタクシ、マドモワゼルは身体も疲れていたので、ストレッチすら出来なかった・・・*)、とても心強く前向きになれました。

(一番上の写真は、完走メダル。12月1日の記念日だから、「1」がデザインされたトリコロールカラー。誰もがもらって嬉しい「一番メダル」。


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