ナショナルジオグラフィックの動物図鑑にカナダヅルのことが出ていましたので、出水のカナダヅルの飛行写真と一緒に紹介しましょう<・・・>がナショナルジオグラフィックからの引用
<世界中のツルの中で最も数が多いカナダヅルは、主に北アメリカにおいて見られ、南はメキシコやキューバへと渡り、西はシベリアまで移動する。なお、数千万年前の中新世の化石が、現代のカナダヅルと多くの類似点を持つことが分かった>
<カナダヅルは北アメリカやカナダ、アラスカ、におよびシベリアに生息している>・・・出水に来るナベヅルの一部は、シベリアで繁殖しているので、同じ場所に生息していた仲良しのナベヅルと共に出水に渡来したのでしょう。・・・下がナベヅル
<彼らは毎年冬になるとフロリダ、テキサス、ユタ、メキシコ、カリフォルニアなどの越冬地に向けて南へと長い旅に出る>・・・ナベヅルと一緒に出水へ越冬の旅をする例がここにあります。
<途中、カナダヅルの4分の3以上が、ネブラスカのプラット川の沿岸で、120キロに及ぶ区域にある湿地帯に立ち寄る>
<ほとんどのカナダヅルは、淡水湿地に生息する。機会がありさえすれば食事をするが、草や穀物、ネズミ、ヘビ、昆虫類などをエサにしている。農地にある塊茎を求めて土を掘ることもあるので、農作物に被害を与えることがある>
<カナダヅルは、生まれたときから灰色で、頭には赤いトサカのようなものがある。羽に泥を付けて羽づくろいするので一時的に茶色に変わるツルもいる>
<交尾中の番(つがい)の鳥は、頭を後ろに投げ出して鳴き声を調和させ、情熱的なデュエットで調和の取れた歌を長時間繰り返す>
<シベリアなど繁殖地のカナダヅルは、通常、手近にある植物を使って湿地に巣を作る。通常、メスは卵を2つ産み、つがいで孵化させる>