ウブドの街から車で10分くらい離れたアユン川の渓谷沿い、フォーシーズンズサヤンからさらに車で5分くらい走った場所にあるホテルがアマンダリで、入り口に小さく「amandari」と看板が出ている。
エントランス
シンガポールに本拠を置くアマングループが、1989年に開業したホテルの客室は、すべてビラタイプ、32室だけというので、フォーシーズンよりも小さな隠れ家ホテルである。
レストラン
32室の客室に対して、200名を超えるスタッフが常駐し、ゲストを贅沢な思いにさせるというが、フォーシーズンズのロビーラウンジのような広いパブリックな場所が見当たらない。
インフィニティエッジのメインプールも、ホテルの規模に合わせてこじんまりとしていたが、すべての客室にプライベートプールがあるので、ここで泳ぐゲストは少ないのであろう。
日本人の女性従業員に客室を1棟見せてもらったが、バリの村落をコンセプトに作られた茅葺き屋根の客室は、オープンから18年が経過しているのに古さを感じさせないメンテナンスがされていた。
ビラ棟は、谷側以外の3方が高い塀でかこまれていて、ビラの中庭から入った部屋のインテリアは、バリの高雅さと、優雅に安らげる空間を目指したという。
部屋の真ん中にはクイーンサイズのベッドが置いてあったが、部屋が広いのでベッドの周囲に広い空間があり、4人が座れるテーブルの上にウエルカムフルーツが置いてある。
大理石でできたバスタブは、屋外露天風呂タイプとなっているので、夜は星を眺めながらの入浴ができそうであった。
しかし、浴室の横にある木製カウンターの洗面台は、少し古くなっていたので、この部分はリノベーションが必要であろう。
部屋の窓から見えるアユン川の対岸は、日本では見られない熱帯雨林で、客室の谷側にあるプラーベートプールの前面すべてが森という絶景である。
但し、この部屋は税サービス込みで1泊1090USドル、かなり高価なレートなので、気軽に泊まるというわけにはゆかない。
| Trackback ( 0 )
|