近所の公園のナンキンハゼにムクドリ(全長24cm)の集団と一緒に1羽の黒っぽい小型野鳥が飛んできました。
小型野鳥は、頭部が白く翼の下面と脇から腹部も白いのでコムクドリ(全長19cm)でしょう。
図鑑(日本の野鳥590・平凡社)には<頭部から喉にかけて淡いクリーム色、頬から耳羽後方に茶色の斑がある>
<翼は緑色や紺色の光沢がある黒色。中雨覆は白、初列風切の基部に白斑がある>
<腰や下腹から下尾筒までは淡いクリーム色で短い尾は緑色光沢のある黒色>
背と肩羽の紫光沢が弱いのでまだ若い鳥のように見えます。
図鑑にある<脇側から脇腹は灰黒色>部分は、翼基部の白とクッキリ分かれていますね。
三列風切と尾羽は、カモの翼鏡に似た金属光沢のある黒緑色。
翼を広げた後方から見ると、白い上尾筒、三列風切と尾羽の金属光沢が良く判ります。