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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



今回は、東京観光の続きです。はとバス乗場に行く途中、道路の向かい側「JPタワー」の6階にある屋上庭園に大勢の人の姿が見えましたので、出発までの時間を使って「JPタワー」まで行ってきました。

JPタワーは、日本郵便とJR東日本、三菱地所の共同事業で、旧東京中央郵便局敷地に建設された超高層ビルで、東京中央郵便局の解体時、担当の鳩山邦夫大臣が現場に乗り込んで工事のストップをかけたことがありました。

建築物としては、旧東京中央郵便局舎を一部保存した低層棟と、軒高200.0mの高層棟から構成されています。その東京中央郵便局の局室が保存公開されていました。・・・局長室の窓からは東京駅が良く見えました。

さてJPタワーの規模ですが、地上38階、地下4階、塔屋3階、延べ床面積が21.1万m²、すぐ隣にある三菱地所の丸ビル(2002年竣工)床面積16万㎡、新丸ビル(2007年竣工)の19.5万㎡を上回る巨大なビルとなっています。・・・JPタワーの6階屋上からみた景色。正面が東京駅、左端が丸ビル、その右隣が新丸ビル

この地区の本来の容積率は1,300%(敷地面積の13倍)ですが、建築基準法の容積率特例を使って東京駅丸の内駅舎の容積をこちらに移転したことで容積率が1520%と増加しています。・・・6階の展望デッキから見える東京駅

巨大なJPタワーは、2012年5月に竣工し、同年7月より東京中央郵便局と、ゆうちょ銀行本店が移転、2013年3月には低層棟に商業施設「KITTE(キッテ)」がオープンしています。・・・中央のアトリウム

「KITTE(キッテ)」の公式HPによれば、地下1階から地上6階まで7つのフロアには、全国各地の食物販店舗や日本ならではの美意識を感じさせる物販店舗、地域で愛される老舗の味、地元で話題の飲食店舗など、心地よさ、奥深さ、愉しさを伝えるショップ&レストランを揃えましたとあります。

巨大なオフィスビルの低層階に商業施設を配置する手法は、ほぼ同時期にオープンしたグランフロント大阪でも採用され、現在のところ成功しているようです。

また、公式HPには、日本の中心・東京丸の内で、人と人、街と街、時代と時代を結び、たくさんの「ワクワク」をお届けしますとありましたが、KITTE6階の展望デッキから見える景色のほうがワクワクするのではないでしょうか。



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