大阪市内からほど近い池のホシハジロです。
何度も羽ばたきを見せてくれました。
10枚ある初列風切り羽がよく判りますね。
ホシハジロの親指にあたり、飛行機でのスラットのような役割を果たす小翼羽は灰色でした。
高速で羽ばたいているので翼の先端がブレてしまいました。
左の翼の次列風切羽、三列風切羽、下大雨覆、下中雨覆、下小雨覆なども見えていますね。
脇羽はやや遅れて動くようです。
横から見ると左の翼の大雨覆、中雨覆、小雨覆がよく判り、斜め上に飛び出しているのが小翼羽でしょう。
下の写真では右翼の白い脇羽がよく判りますね。1億5千万年かけて進化した鳥の翼が持つ機能は、未だに未知の部分が多いようです。