野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



出雲市トキ分散飼育センターのパンフレッドに<トキはかつて全国各地に生息していましたが、乱獲や明治以降の近代化に伴う環境の激変で生息数が激減>とあります。

<日本のトキは1981年(昭和56年)に野生絶滅しましたが、同年5月、中華人民共和国の漢中市で野生のトキが再発見されました>

<日本と中国とで保護繁殖の取り組みが始まりました。漢中市と友好都市協定を結んでいた出雲市は、トキ分散飼育地として名乗りを上げ、飼育センターを整備>・・・池の中の生きたドジョウを咥え

<2012年(平成24年)には、出雲市トキ分散飼育センターで繁殖したトキが佐渡で放鳥されて野生復帰を果たしました>・・・しばらく揺すって弱らせています

中国の市は日本の県と同じレベルなので、出雲市とはスケールが違い、漢中市とは西安市の南西にある陝西省の市で人口340万人(静岡県と同じくらい)、面積2万7千平方キロ(岩手県と福島県を合わせたくらい)

トキは、湿地や田んぼの中にいるドジョウやサワガニ、カエル、昆虫などを捕食するそうなので、ドジョウを咥えるのは上手でした。

出雲市トキ分散飼育センターの池にも生きたドジョウが放してあります。・・・一旦離し、また咥えることを何度か繰り返していました。

池のドジョウ以外にも、トキが好む飼料がえさ箱にあって、ときどきそれも食べにきていました。

生きたドジョウを捕食させることで、いつ野生に帰っても生存していけるようにしているのでしょうね。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )