昨日は衝撃的なことを知って 朝まで 眠れなかった。
2年前の 葬儀のとき なぜ向こうの親族が参列しなかったか
それはコ口ナの為ではなかった よく知る年長の人が そのように
図ったのだった 夫はずいぶんと 親族には尽くした 家族以上に
大事にした そのひとに対しても 他のひとに対しても。
放射能のなか 水を運び 米を運び 必要なひとには お金を
車を…… 支援を惜しまなかった 祝のときも弔いのときも。
それが 終いの別れのときに 手のひらを返す
非道いと思う ひととは思えぬことをする 人間もいる と思う
だが 国が国民を騙すような荒んだ時代 致し方ない
もう その一族とは 縁を切る
それでいい。いや もしかすると ちょうど良い日に知らされた
のかも知れない。2年前知ったとしたら 打ちのめされたに違いない
しばらくは立ち上がれなかっただろう。今日でよかった……
今日 いや昨日 大安の一粒万倍日 2年前 誓ったことが
成就した。とても不可能としか思えぬ 切り立った障害のひとつ
ひとつを 絶壁を攀じ登るように足場を探り あるべきカタチ
に彫り上げ洗い上げて 今日 手渡すことが できた。
ありがたく ただ感謝。
遮二無二 且つ 存外 冷静に 戦えた 2年だった、悔いは
ない。ご加護も忝く ただ 感謝。
神に 夫に めぐりのひとに 「諦めないこと」を教えてくれた
あのひとに ただ感謝。