goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

早めの○○○○?

2012年12月04日 | オートバイ



「入ったかな? と思ったら」

早めの対処が大事と言う見本みたいな車体だった。

ブリーザーキャップが外れかかっていたので心配になり、まずはミッションオイルを抜いてみると・・・





あいや!

引き取り時にオーナーさんも、もしかしたら水が入ったかも知れませんって、おっしゃってたしね。

ここはHS1やAS1の泣き所だと承知してるので、あんまり驚かなくなってる?

実際に出てきたオイルは白濁してるけど、「水」は出てきていない。

この程度だと、ほとんど錆は発生していないはず・・・経験上ね

と、前向きに考えると言うか、良い方向にしか考えない?


さて


まずはシリンダーを開けて・・・

なぜクラッチ側カバーを先に開けないかと言うと、クラッチ周りを外す際に、どうしてもプライマリー
ギアが回転してしまう。

ピストンやシリンダー内壁の状態がわからないのに、ピストン君達を動かしたくないからね!



んでもって、ピストンは傷もなく綺麗な状態だった。

ただ、左シリンダー内壁に薄っすらと錆が発生していた。

放置が原因でシリンダー内壁が錆びる場合、マフラーから湿気が廻ってくるのが原因だと思う。


と言うことは


排気ポートが開いている気筒で錆が発生するのは、ピストンヘッドから上側と言うことになる。

この状態でピストンを上下させていたら・・・ゾッとするね。

これで、心配・・・いや、安心してクラッチ側カバーを開けられるね!

さて、クラッチ側カバーを開けてみると・・・



あいや!

だけど錆はない!





なんだか「あいや」が多いけど、思いのほかダメージはなかった。

底のほうにネチョネチョは溜まってたけど、軽く洗浄してこんな感じ?

ミッションもスムーズに入るし、特に妙な感触もないので一安心だね。





とりあえず、ここまでやっておけば、しばらく手を入れなくっても大丈夫でしょう。


ちなみにスタッドボルトが1本だけ、抜けないんだよなぁ




早めの処置が重要と言うことの見本と言うことで・・・


もちろん、無茶なキック攻撃もね!



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