マーケットウォッチ…１１月２日 ロプロの悲劇

今日は、株式市場が下落する中で
ノンバンクの上げが目立っていた。
クレディセゾンなどストップ高まで上昇。
どうしてだろうかと考えていたが、
日本証券新聞によれば、政府が貸金業関連の規制緩和を検討しているとの報道を受けての動きだという。

ノンバンクが買われたが…

知らない人は大損するのがこの世界。

ロプロ（旧日栄）もそれにつられて買われていたのだが、
なんと、ロプロ は、今日の取締役会において、会社更生手続開始の申立てを行うことを決議したのだそうだ。

情報によれば、東京地方裁判所に申立てを行い、同日受理。
直ちに、同裁判所より弁済禁止等の保全処分、強制執行等に係る包括的禁止命令、並びに監督命令及び調査命令が発令された。
今後、東京地方裁判所及び同裁判所から監督委員兼調査委員に選任された弁護士の監督の下、スポンサーの選定及びその支援も視野に入れて事業の再建を目指す。
6月30日時点の負債総額は、約218億円。
株式は、整理ポストに指定され、1ヵ月後に上場廃止となる見込み。


午前中に調子に乗って仕込んだ人は地獄。

元々、素人が手を出す株じゃないので…

民主党…おごれる平家も久しからず とならぬよう

俳優津川雅彦氏は
(http://www.santanokakurega.com/2009/03/post-120.html)　で
「民主党の政策に統一された信念がなく、政治家達にも新味ががなく。自民党の失点による、他人のふんどしで相撲をとったバブル人気」だと述べられています。
私は、見事な指摘だと思います。
でも、まだ民主党への期待を捨ててはいません。

しかし、
沖縄米軍基地を巡ってのドタバタ
菅直人による「大ばか」発言。

よろしくない報道が続いています。
おごれる平家も久しからずと言われるこの日本。
今の段階で、民主党がおごっているとはいいません。
しかし、やはり大所帯です。
すべての意見を調節してすべての人から満足を得ることはできません。

八ツ場ダム、郵政民営化撤回等、公約は公約ですが
それに拘束されすぎては、国民の不満足が極大化します。

確かに従前の政治に対する反発は事実として
選挙結果に表れたのですが、
なし崩し的に民主に投票が入った分は割り引かなければいけません。

おれるべき所はおれないといけないと思います。