知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

旅立つ前に…放射能

2012-10-20 04:04:07 | 地理
何分、集合時間が早いのでまもなく家を出ます。
若干、放射能が気になる方面へ行きます。
ラジウム温泉ってよく聞きますけどあれも放射能ですよね。
微量だと身体によいのでしょうかね?

ラジウムとは、ウランがエネルギーを放出しながら崩壊していく過程でできる物質だそうで、そのラジウムが崩壊したものをラドンというそうです。どうも怪獣の名前を想像してしまいますが…
ラドンは自然放射線の半分以上を占めている無色・無臭のガス状の物質。
高濃度のラドンを含む地層を通った地下水はラドンを含んだ温泉水となり、ある一定量以上のラドンを含む温泉を法律で「放射能泉」としています。
そしてラドンを多く含んだ放射能泉を一般にラジウム温泉と呼んでいるということです。

正確にはラドン温泉なんでしょうかね。
でも怪獣のイメージが強いのでラジュウムとしているのかも…

ラドンは放射線の中でもα線を放射します。
α線は、γ線やβ線と比べて非常に高いエネルギーを持っています。
しかし、α線は紙も通れないほどに透過力が弱いため、体内に取り込んでも体外までエネルギーが出ていかないそうです。
そのため、細胞に直接大きなエネルギーを放射して強い刺激を与えることになるようです。
体内へ入ったラドンの50%は30分で消え、約2時間もたてばほとんどのラドンが尿などから排出されるそうです。

放射能でもやや安全な理由が分かりました。