その昔、夕やけ番長というテレビ番組がありました。
赤城忠治という主人公が学園内の悪を次から次へと倒していく筋の漫画です。
写真は、その原作の最終巻ですが
最後はネタ切れなんでしょうね。
終わらせ方をどうするのか梶原一騎氏も考えていたんでしょう。
スポーツ優待で進学する予定だったのが
友人を救うためにアキレス腱を断裂。
進学もできなくなって故郷に帰るという結末。
タイミングよく三島由紀夫の割腹事件が起こって
そのネタも盛り込んであります。
今読み返すと、当時の世情が分かって来ます。
平成の子どもには理解できないかも知れません。