知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

父が話していた李香蘭

2014-09-24 09:22:45 | 中国文化
9月14日、李香蘭こと山口淑子さんが亡くなったとの報道がありました。
知らない人は知らないでしょうが、齢84の父からはよく聞かされた名前です。
山口さんの父親は、旧満州で満鉄(南満州鉄道株式会社)の社員に北京語を教えていたのだそうです。
実の父親が親しかった李際春将軍と山口さんが養子縁組をしたことから、「李香蘭」の名前をもらい、それが歴史的な女優の名前になったらしい。
戦後、中国国民党軍に捕らえられ、処刑されそうになったらしいのですが、日本人であることが分かって許されたのだそうです。
中国人さえ中国人だと思う中国語をしゃべっていたのでしょう。
私にはただ、驚異としか言いようがない。
凄い人生を生きてきた人…
流転の王妃愛新覚羅浩さんにも匹敵するくらいの人生だったと思います。

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