Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

築地魚河岸 まぐろ一代 日比谷店

2011年12月21日 22時47分35秒 | 飲食遊興
有楽町マリオンの晴海通りを挟んだ向い、回転寿司「うず潮」のあった場所が「まぐろ一代」に変わっていました。JR東日本系であることは同じですが、アッパークラスの廻らない鮨屋で、カウンター席とボックス席があります。なお、この看板ではエキュート上野店に次ぐ2店目の由。
ランチセットの終わった時間帯でしたので、アラカルトで注文しました。この15日のオープン記念と云う中トロ一貫100円(1人2貫まで)などです。ネタは「うず潮」の2倍近くで、店の造りに合わせて、高級感を出していますね。サービスも含め、全体になかなか良いと思いました。もっとも、私は、お鮨屋さんはパパっと急いで食べる機会に使うことが多いので立ち食いで構いませんから、「魚がし日本一」をメインにすることに変化はなさそうです。ただ、悪の巣窟に昼休みに行ったときには、近いですから、また寄るかもしれませんが。
http://www.jefb.co.jp/shop/brand/64

M9-P:35mm新旧王者対決

2011年12月20日 00時47分46秒 | Leica Digital 関連
と云うことで、カテゴリーの「M9関連」が出来てからの投稿第一号です。

またまた M9-P を使ったテスト撮影です(周辺落ちと同じときに併せて実施しました)。
題して、「35mm新旧王者対決」です。ズミルックス35mmF1.4として最初期の173万代と非球面かつ近距離補正付きの最新鋭413万代です。35mmにはズミクロンに「八枚玉」と云う熱烈な信者のいるレンズがありますが、ズミクロン35mmはASPH以外に使った玉がないので、論評できません。
が、35mmに関して、東西の横綱は、ズミルックスの初期玉と二枚で決まりというのが、私の信頼する人々のレンズ月旦です(私の乏しい経験の中でもそう思えます)。なので、初期玉と二枚の後継の後継であるズミルックス35mm ASPH. w/FE(11663。Sx35AsFE と略します)で、新旧王者対決になるのです(笑)

今回のレンズ設定は、デフォルトではなく、初期玉はマニュアルで、Sx35AsFE はオートで当該レンズの設定を行っております。その理由は、現在のライカがそれぞれのレンズでベストと考える設定にして撮り比べることで、その残差を比べようと思ったからです。なお、撮影距離は、Sx35AsFEは70cmまで寄れますが、条件を揃えるべく、初期玉の最短合焦距離に合わせて1mにしました。また、各絞りで、画像は、左側が Sx35AsFE、右側が初期玉です。

F1.4開放
 

     

F2
 

F2.8
 

F4
 

F5.6
 

      

結果は開放ですと、初期玉が滲むのは、センターをアップにした画像だとよく解りますね。でも、F5.6に絞ってしまえば、どちらも同じ(かな)。
それから、見掛けの被写界深度は初期玉の方が深く感じるように思います。なんとなくピントが合っているようなと言いますか。加えて、左上のボケの大きさなどは絞っていってもF2.8までは殆ど変りませんよね。その点、Sx35AsFEは絞れば絞った分、ボケは小さくなりますし、深度も深くなります。

カテゴリーの項目追加

2011年12月19日 23時58分00秒 | Weblog
カテゴリー分けにつきまして、「写真・カメラ」からM9関連の項を独立させては、と云うメールを拝受しました。
私の駄文でありましても、M9に係わるテスト等に相応のご関心を寄せて戴いている模様です。有り難いことですので、カテゴリーとして「M9関連」を追加し、過去分も遡って本日から分類し直します。暫く増えないかもしれませんけど(トホホ)。
ただ、M9の話題がメインのものは当然として、中には「M9関連」に移すのを迷うものもあります。明らかに「日記」に入れるべきものを除き、一応M9で撮った画像があるものは「M9関連」に移すこととしました。違和感をお持ちになる点もあろうかと存じますが、ご寛恕賜りたくお願いします。

M9(-P):35mm対決 5本め

2011年12月18日 16時12分31秒 | Leica Digital 関連
35mm 4本で撮った後に、M9-Pとズミルックス35mm ASPH. w/FE(a floating elementの略の積り。現行の11663、413万代)で、なるべく同じ状況になるようにして、テスト撮影したものです。もっとも、ボディがM9(Ver.1.162)からM9-P(Ver.1.176)に変わっています。
なお、機材は、近くの好事家にご協力戴きました。同一条件ではありませんが、傾向は解ると思います。もう少し早く気付いていれば、解像力やボケ味なども含めて「二枚」と比較が出来ましたが(或いは、差が解らないとか)、既に手許にありませんのでご容赦を。

本レンズには例の6ビットコードが着いていますので、折角ですからレンズ設定をオートにして、補正効果も見てみました。補正前は二枚と余り変わりませんが、補正後では明らかに周辺落ちは少なくなっていますね。この対応方法がカメラとして正しいとは思い難いですし、効果に差があるものの他のレンズでもマニュアル補正がありますから、ほんの参考記録です。
なお、各絞りとも、左側がレンズ設定オフ、右側がオートです。

⑤ ズミルクス ASPH. w/FE
F1.4開放
 

F2
 

F2.8
 

F4
 


F5.6
 



HAZUKI

2011年12月17日 17時03分11秒 | 日記など
石坂浩二さんのCMで有名なHazuki(ハズキルーペ)。2ヶ月ほど前に「悪徳商人」から薦められ、その場で試してみたら、なかなか良さそうです。眼鏡の上から重ね掛けできるのが便利ですし、私だけでなくて家内がボビンレースでも使うかも・・・と、翌日には購入しました。
使ってみての家内のコメントは「ボビンレースで常用にするには、少し重い。未だ(近視用の)眼鏡を外せば、問題無いし・・・極く細かい作業をするときには便利」とのこと。私は、カメラやレンズ磨きのときに重宝しています。老眼と限らず、細かな作業をする方にはお薦めです(勿論、ご自身に合うかお試しになってください。人夫々ですからね)。
http://www.agport.co.jp/hazuki/hazukiloupe.html

M9:35mm 四本勝負

2011年12月15日 23時28分21秒 | Leica Digital 関連
また、無彩色の周辺落ち写真のオンパレードです(笑)
つまりは、ライカM9に装着できる我が家の35mmレンズを使った周辺落ちの実験もしておりましたので、その結果報告です。レンズ設定:オフ、シャッタースピード:オート(一段アンダー)、距離:無限遠に統一している点は50mm級と同じです。

①エルマー
F3.5開放

F4位(大陸絞りなのです)

F5.6位


②コシナ・ノクトンF1.4( ICS限定モデル)
F1.4開放

F2

F2.8

F4

F5.6


③ズミルクス(173万代、「初期玉」)
F1.4開放

F2

F2.8

F4

F5.6


④ズミルクス Aspherical(345万代、「二枚」)
F1.4開放

F2

F2.8

F4

F5.6


こうしてみると新旧に拘らず、周辺落ちはF5.6でも及第点ではないことが解ります。たかが35mm広角でこれですから、広角系に対しては、相当無理をして(諦めて!?)フルサイズにしたことがここからも見て取れます。それにしては、高価だよな、M9!
CCDが直ぐ割れるし(自爆)

ズミクロン50mm インプレッション

2011年12月14日 23時11分28秒 | Leica Digital 関連
今更ですが、現行と同型のズミクロン50mm F2、コード:11826のインプレッションです。
当たり前に良く写ります。ニュージェネレーションと言いますか、黒の最初の6枚玉は随分昔に手放したので比較できませんが、それでも、ボケ味とか解像力とかを、沈胴ズミクロンやコシナ・ノクトンF1.5や更にはノクチと比べなきゃいかけないのでしょうが、だんだん面倒になってきました。M9との組合せでは、スパッとして一番気持ちが良いレンズです。F1が要らない局面なら、このレンズを常用します(1段だけ明るいコシナ・ノクトンは、もう要らないかも)。しかも70cmと一番寄れる利点があります。
因みに、以下の画像は、70cmの至近からF2からF8まで1ステップ毎に絞りを変えて、M9を使って花を撮ったものです。毎度毎度、(本来は)無彩色の周辺落ちの画像では飽きられるでしょうから (^^ゞ
この距離の差ですと、F5.6辺りの後ボケが2線ボケのガサガサした感じで今一ですね。まぁ、ズミクロンですから仕方ないですかね(笑)











フードは便利です。ストッパーがなくて直ぐに縮むとか、格好悪いとか評判悪いですが、私がM9で撮るスタイルなら問題ありません。フードを付け替える手間がなく直ぐに撮影できるメリットがあります。抑々、格好の話をして、白のズミクロン+12585や沈胴ズミクロン+ITDOOに今出来の機材が勝てる道理がありませんし・・・

飽きるか、使い続けるか。真面目にM9で写真を撮るなら、使い続けることになるのでしょう。但し、私は「アマチュア写真家」と言うよりは「光学機器好き」というだけなので、そこが問題。しかも、頼みの M9 が大破(自爆)

M9:50mm級 七本勝負

2011年12月12日 23時22分17秒 | Leica Digital 関連
田中長徳さんの手になるライカ本の見出しの様で気が引けますが、「七本勝負」の始まり始まり(気持ちはドヨヨンなので、せめて威勢良く。なお、撮ってあった画像を整理して小出しにしているだけです)。
と云うことで、ライカM9に装着できる我が家の50mm級のレンズを使って、周辺落ちの実験をしてみました。レンズ設定:オフ、シャッタースピード:オート(一段アンダーにして、落ち込みを強調します)、距離:無限遠に統一した「真剣勝負」です(笑)

真剣勝負と書きましたが、所詮は遊びですし、個体差もありますから、この結果に質問やらはしないでください。もっとも、私は遊びにこそ一所懸命にやる意義があると思っております(チョットやけくそ気味ですけど)。この拙文が、M9利用者やこれから購入をご検討なさっていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

①旧エルマー:ライカで純正のコーティングを施した変り種
F3.5開放

F4位(大陸絞りなのです)

F5.6位

②沈胴ズミクロン(134万代):往年のエース
F2開放

F2.8

F4

F5.6

③現行ズミクロン(389万代):期待のルーキー(とは言え2000年製)
F2開放

F2.8

F4

F5.6

④コシナ・ノクトン:非ライカにして非球面使用
F1.5開放

F2

F2.8

F4

F5.6

⑤ズミルクス50R(247万代):参考記録にしかならないR玉
F1.4開放

F2

F2.8

F4

F5.6

⑥L-ヘキサノン60mmF1.2:限定800本の新しい方で10mm長い60mm
F1.2開放

F1.4

F2

F2.8

F4

F5.6

⑦ノクチルクス(274万代) :真打登場
F1開放

F1.4

F2

F2.8

F4

F5.6


L-Hexanon60mmは焦点距離の長さが有利に働いているのか、抑々性能が良いのか、F2.8でほぼOKですね。一方のノクチはF4(5.6も!?)でも四隅には光が届いていないのではないかと云うほどの暗さです。これだけを取り上げれば、酷いレンズですね。
まぁ、基本的に、M9ではF2以下(未満じゃないよ)の周辺落ちは相当酷いことと、F4で及第、F5.6で問題無し、という一般的なイメージが出来ます。年代も開放Fも違うレンズでほぼ共通していることから、確信はありませんが、これはボディ側の問題と考える方が自然でしょ。
でも、周辺落ちも味のうち、って。じゃあ、こんなテストしなきゃイイじゃん(自爆)