Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

ブラームスは大好き

2023年05月19日 18時11分06秒 | 音楽・オーディオ
ブラームスはお好き?と訊かれたら、大好きと答えます!

そのブラームスで好きな曲の一つにピアノ協奏曲 第 2 番があります。グリモー、ネルソンス VPO をメインに、定番のバックハウス、ベーム VPO、モノラル乍ら圧倒的迫力のホロビッツ、トスカニーニ NBC が私の中の三尊です。そこに図書館で先日借りたシフ、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団が加わり四天王になりそうです。
ブラームスの時代のピアノと古楽オーケストラで当時の音の再現を目指しています。が、学究的な干からびた(伊勢弁の「カンピンタン」な!?)演奏でなく、純粋で透明感のあるブラームスの一面を表出していると感じました。交響曲も(ブラームスの時代の編成並の)室内楽団による全集を 2 種持っていて時々聴きたくなるものの、響きがやはり薄く感じることがあり、これ一枚でイイとはなかなか思えません。が、このシフは薄くなくてこれ一枚と思わないでもないほどの名演だと感心しました。調べてみたら『レコ芸』で一昨年の大賞を取っているのですね、そりゃ名演だ(爆)

シフ曰く、ブラームスの音楽は、重たくも、鈍くも、分厚くも、騒々しくもない。そのまったく反対 ― 清明で、繊細で、特徴的で、ダイナミクスの陰影に満ちている、と。御意。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。