Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

鎌倉交響楽団 第 121 回定期演奏会

2023年07月16日 22時17分58秒 | 音楽・オーディオ
古巣の同僚がコンサートマスターをしている「鎌倉交響楽団」の第 121 回定期演奏会で大船の「鎌倉芸術館」へ妻と。
 
新田ユリ指揮で曲目は
 ニールセン   ヘリオス序曲
 ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲( Vn 独奏:戸澤哲夫)
 シベリウス   交響曲第5番
です。
指揮者はフィンランド音楽の第一人者ですし、Vnソロの戸澤哲夫さんと鎌饗は1997年:メンデルスゾーン、2011年4月にブラームスに続き、今回で3大ヴァイオリン協奏曲をコンプリートする由。チャレンジングな選曲だと思いますが、期待は膨らみます。


シベリウスは日本の楽団には、また夏に演奏するには難曲だと思います。が、とても良かったです。演奏終了後に指揮者の新田ユリさんが客席に向き戻ったときに眼がウルウルされているように見えたので、白頭翁も思わずもらい泣き。巧言令色鮮仁 剛毅木訥仁近の仁をシベリウス(ブルックナーも)に替えても成り立つと思います。有名オーケストラのCDでもシベリウスの良さを感じないものがありますが、今日の鎌饗は新田さんと共にシベリウス愛に溢れていたと感じました。ライブ効果を割引いても立派な演奏だったと思います。低弦が確りしているのが効いてますかね。
一方で、ベートーヴェンはソリストも含めて難しい曲だと改めて感じました。
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