Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

アイピース沼?

2022年09月23日 15時25分44秒 | 天体望遠鏡 関連
好事家の世界にはたくさん「沼」がある。曰く、「レンズ沼」、「時計沼」、(「万年筆沼」とは余り言わないものの)「インク沼」、「ワイン沼」、「辞書沼」・・・鉄道沼は聞かない。「〇鉄」が有名だからか?

さて、そうした中に「アイピース沼」と云う怖い沼があることを最近になって知りました。天体望遠鏡の接眼レンズを何本も持ってしまう沼。双眼装置で観ることも流行っていますから、同じものを 2 本ずつ揃えないといけない人も多くいるそう。怖い!
で、沼に嵌まっていない単眼の私の場合、アイピース群はこうなりました。

元々は右端のツァイスサイズのタカハシ Hi-Or 4mm と此処には写していませんが Pentax の Or 5mm、SMC O 7mm、K 20mm は残していましたので、それらを使う積りでした。ですが、FC-100DC 購入に際し、折角ですから広視野のアメリカンサイズのタカハシ MC Erfle 28mm に加えて、ニコンの NAV-14SW も導入しました。それでも、高倍率は既存のツァイスサイズで賄おうとしたのですが、SMC O 7mm よりも半分の倍率の NAV-14SW の方が月面の細部がよく分かる事態に直面し、老い先を考えれば、ここで時間を無駄にしたらイカンぞっ!と思いました。で、先日 NAV-7SW、NAV-5SW、EiC-16 を一気に追加投入しました。最初は、NAV-7SW は次回にしようと思っていたのですが、変に「余地」を残すと沼に嵌まりそうで、一気に完成させて、沼に入ることを回避した次第です。これまでレンズ沼で財政破綻しそうになったり、インク沼で溺死しそうになった辛い経験が活きました。うんッ、時計沼は、未だに窒息死寸前のまま、か(自爆)

結果的に(上の表で淡青色の網掛け部分を主に使いますので)アメリカンサイズで最大実視界になりそうな Er 28mm から倍々で口径 cm の 10 倍までの 3 本は勿論のこと、148 倍も気流状態に拘わらず概ね使えるでしょう。その上の 169 倍以上は気流次第とはいえ 237 倍までは常用できそうです。(「重星用過剰倍率」280 倍に相当する)296 倍は視野も極端に狭くなりますので、近接重星の観望専用として、特殊任務を負って貰います。

十分、沼だろうとは言わないでください。保有だけでなく、売って買って、であったとしても数が「両手」を優に超えてからが「沼」の始まりです(爆)
コメント
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