Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

パイロットウォッチ

2020年08月26日 17時24分34秒 | 時計 関連
飛行機が飛ぶ理屈が或る程度理解できたことで「飛行機怖い病」を克服した話は以前に書きました。とは言え、出張で飛行機か新幹線かと問われれば、新幹線で行けるなら新幹線を選ぶ、飛行機嫌いの儘ですが(爆)

そんな私ですが、一か月半ほど前に悪の巣窟で、悪徳商人ともう一人の常連さんと 3 人で出来上がっておりましたら、悪徳商人が突然「これ、500 本限定で、防水なうえに耐磁性が高いなんだよね」と IWC のパイロットウォッチ MARK XII Pt. を勧めるのです。もう一人の客も役者みたいな名調子で背中を押す(悪の巣窟アルアルの客同士の背中押し合い、削り合い)のに加え、酔眼・老眼でも時刻がはっきり分かる視認性の良さ、Pt. の限定にしてはお値打ちなお値段。ブルーの文字盤にピタリの竹斑の青のクロコダイルに、インデックスに合わせたアイボリーの手縫いのステッチを施したストラップが、格好イイ。悪徳商人が自分で使うように発注した由、流石。で、酔った勢いもあり 5 か月払いとか何とか言って取り置きしてしまいました。

調べてみると(調べてから買えよ!って。ごもっともなご指摘、慎んでお受けします)、RAF に採用されていた時計の後継機種だとか(先代の MARK XI までが制式採用で、これは民生機種)。あっしは、RAF の Royal ってぇのに、滅法弱いんでさぁ(爆)
これはてぇへんだぁ、ってことで、あちこち金策に走り回り(!?)、何とか身請けしたのが一か月前のこと。


6 ATM の防水は持っている時計のなかではトップクラスで、耐磁性能も高いので、梅雨からこちらずっと使っております。日差は捲き上げが十分なときはコンスタントに+ 15 秒前後で安定しています。ただ、週末などで腕に附けずに置いておくことが多いと、捲きが弱くなって+2、3 秒に落ちます。最大の欠点はこのパワーリザーブが弱いこと。
あと欠点は二つ。先ず夏に皮革のストラップはイカンのですよ。消耗品とはいえ直ぐ悪くなるので、維持費が高過ぎ、となります。もう一つは Pt. は重いってこと。これも比重を調べてみたら、ザックリですが、 K18( 750 )は SS の 2 倍、Pt950 は SS の 3倍。どちらも使う前に見れば分かる、ってか(爆)