Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

リコー GX-R

2012年10月08日 17時10分47秒 | 写真・カメラ
ただ今、リコーの GX-R を借用中です。
そこで、GX-R を母体として GR50 と ヴィゾエルマー65mm と AME 100R の撮り比べを行いました。35mm 換算の焦点距離ですと、50mm、約 100mm、約 150mm となります。言うまでもないことですが、GX-R ですから、GR50 と 他の 2 本では、CMOS の個体が違うことになります。そういえば、GX-R + A12 M マウントは、APS-C サイズの「ライカ M 」ですかね。発表されたばかりのライカ M はM8、M9 系の CCD と違って、CMOS ですからね(笑)

で、まずは各々のほぼ最短距離から絞り開放で撮りました。
GR50


VE65


AME


GR50 と AME は公称 0.5 倍の撮影倍率です。ライカのミニ三脚で撮りましたが、焦点距離の差で角度に差が出てしまいました。水平で撮れば良かったのでしょうが、すみません。

続いて、A 改 DII がほぼ同じ大きさになるように手持ちで撮影。
GR50


VE65


AME


焦点距離によるパースの差やボケの差が見て取れます(それぞれに良いレンズですが、AME はキレとボケ味の良さで、流石に段が違うと思います)。

GR50 はボケも綺麗です。50mm なので旅のお供にこれ 1 本で、旅先の食事や小物のブツ撮りから、風景やスナップまで万能レンズではあります。が、マクロ単体としてみれば、パースが強いのと寄らなくてはならず(最短の撮影倍率 0.5 倍の場合にはレンズ先端から僅か 7cm !)、やはり 100mm 前後のマクロ・レンズが世に多いのも首肯できますね。