Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

スーパーエルマー15mmに色収差あり!?

2011年04月18日 23時58分00秒 | Leica Digital 関連
この週末にスーパーエルマー15mm+R-Mアダプタ+M9で少し撮り歩きました。但し、ファインダーは21mm用です。写っている範囲はかなり違いますから(爆)、やはり買わないとダメですね。実は、コシナ・フォクトレンダーの15mm用ファインダーを探したのですが、銀座の教会には金属製の高い方だけしかなく、ビックでは抑々取り扱っていない由。困ってしまって、仕方なく21mmの緊急登板となったのです。なので、この写真は何だ!とか言わないようにお願いします。しかも、これは本来ゴーストの出具合を試すことを意図して構えた中の一枚なのですから。

で、レンズのM9との相性ですが、悪の巣窟で借りたときと同じくスーパーアングロンで顕著だったマゼンタ被りは、私の実機でも出ませんでした。ゴーストも出ていますが、こんなものでしょう。

最も驚いたのが周辺で色収差!!が出ること。左端中央の白いベランダの細い白い線で、その右側が青、左側が赤になっているのがはっきり解ります。拡大図の左上の方です。笑っちゃうぐらいはっきり判りますでしょう。これを Lightroom で補正してみますと、勿論、反対側、例えば右側上方のマンションの白いタイル壁には逆の色収差が出ます(拡大図右下の方)。ただ、こちらは目立たないので、全体としては補正を掛けた方が良いと思います。念のためですが、全体像はデフォルト、左右の拡大図の上2枚はデフォルト、下2枚は左側の色収差を補正したものです。
もっとも、この全体像は1200x800ですが、色収差が出ていることは解らないと思います。ですから、普通の写真のホームページに上げるときや2L位のプリントなら、先ず影響はない程度の色収差ではあると思いますけど。