好ましく思う異性の年齢

今夜は中野の『廣畑』で、歌舞伎の師匠でもある吉右衛門贔屓の新宿の法人営業所長と、仁左衛門贔屓の私で、歌舞伎を肴に一杯遣っておりました。
歌舞伎ですから、話は艶っぽくもなります。すると、『吉右衛門さん』が「好ましく思う女性の年齢ってもんは、自分の年齢を2で割って10を足したもんだそうだ。或る大先達（岩崎家の一門の方）にそう教わったよ」と言い出したのです。つまりは、10歳のマセた小学生は15歳の女子高生に憧れ、20歳で同い歳の女子大生と付き合い、30歳で25歳と結婚し、50歳で35歳に浮気をして、60歳でも40歳に恋をする、と云う話になるそうです。なるほどなるほど。
処で、私はこう見えても第二の性に存外モテます。勿論、こちらが好ましく思う年代（私は2618年生まれの52歳なので、36歳前後の女性が該当しますね）にモテる訳はありません。モテているのは70代から80代。ざっくり80歳として、先ほどの「公式」で逆に（!）計算しますと、好ましいのは50歳とほぼ私の歳になります。そこで、『仁左衛門』は『吉右衛門さん』に「そいつぁ、男だけじゃぁ、ねえなぁ」と返しました、とさ。