Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

SONGS 山口百恵

2010年10月12日 06時02分15秒 | 日記など
この3連休で録画しておいたTV番組を相当数見ました。そのなかで、特に印象的だったのが、9月29日と10月6日放映のNHK番組「SONGS 山口百恵」(Part1と2)。
ひばりの前にひばりなし、ひばりの後にひばりなし。同じく、百恵の前に百恵なし、百恵の後に百恵なし。私の中では、昭和の歌姫と言えば美空ひばりと山口百恵。そして、山口百恵は同世代(同学年です)ですから、尚更、思い入れは深いです。今回、30年前のファイナルコンサートの映像を改めて見て思ったのは、とても21歳には思えない大人の女性がいたこと。当時22歳の私が感じた以上に大人だと思い、その引退は決して早すぎたものではなかったと改めて確信しました(山口百恵を菩薩と書いた人も居た位です)。
それから、映画の『伊豆の踊子』は、相手役である一高生:川島のオーディションで最後まで残った東大生が中学の先輩であったと聞いたことも強く影響し、田舎の高校生が一高・東大を意識する切っ掛けとなったでした。(当然のことではありますが)不幸にして、川島のモデル:川端康成のように東京大学文学部に行ける訳でもありませんでした。また、次の映画『潮騒』は舞台が故郷三重県であるにも拘らず、作者:三島由紀夫のように同法学部に行けた訳でもありません。ただ、結果はともかくとしても、私の大学受験の大きなモメンタムになった点でも、山口百恵の存在は私には独特のものと言わざるを得ません。The Diva of the Showa Period!