リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

寄付した額を増やすアイデア

2013年11月09日 | 日々の風の吹くまま
今日で何と丸1ヵ月仕事をしていない。ま、今年はもう「売上目標」に達したからいいんだけ
ど、1ヵ月があっという間に過ぎたようで、いろいろあってかなりストレスだったようでもある。
でも、もうしばらく仕事なしが続いたら、精神的にも「遊びの毎日、たまには仕事」の生活リ
ズムが定着しそう。それにしても、やっぱり長年の仕事人間が仕事をしない生活に順応する
のはけっこう難しいもんだな。定年退職したサラリーマンはどんな風に対応しているんだろう。

きのうArts Clubのパルミーダがワタシとカレシの写真を送ってくれた。先月撮影した写真
から選んだもので、良く撮れているな。スタジオで記念写真を撮ることなんてなかったから、
プロが撮った2人のポートレートは貴重な1枚。この写真に短文を添えて、スタンリー劇場の
ロビーに展示するんだけど、キャプションは(舞台で物語を演じる人たちと)「つながっている
感じが好きなんです」。このひと言が、ワタシに語りかけてくれる「何か」との心のつながりに
感動したいという、演劇だけでなく、絵や音楽、文学などに対するワタシの気持を一番良く
表していると思う。

グランヴィルアイランド劇場の座席に「○○志望」と名札をつけて、寄付募集キャンペーンに
使うというワタシのアイデアが採用されて、何席くらいをどのように配置するかと聞いてきた
ので、ひと晩考えて、来年の5月末までに10席を寄付して、一列に並べるか一角にまとめ
るか、一番効果的な配置を決めてもらうことにした。月に1、2席の寄付なら家計に響かな
いし、何度でも寄付募集の小道具に使えるから、ワタシの寄付金が配当を生むようなもの。
パルミーダの発案で気取ったコードネームまで付けて、ちょっぴりかっこいいプロジェクトに
なって来た。金持でなくても工夫しだいで「後援者」になれるということで、こういう遊び心も
また楽しからずや・・・。

原始時代に洞穴の外で焚き火を囲む夜のつれづれに始まった(であろうと勝手に想像して
いる)ストーリーテリング。人類の最も根深い欲求のひとつだと思うから、これから少し研究
してみようかな。たとえば、子供の頃にあった「紙芝居」を使って、未来のストーリーテラーを
育てるというのもおもしろいかも。楽しくなりそうだなあ、ワタシの老後・・・。