リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

新聞を読むのが大好きで

2013年11月03日 | 日々の風の吹くまま
今日は「標準時」の初日で1日が25時間。3月第1日曜日までのたった4ヵ月だけなのに
「標準」も何もないだろうに。コンピュータの画面の右隅にある時刻の表示が「1:59AM」か
ら「1:00AM」になるもので、ん?と思ってしまう。これが「夏時間(PDT)」に切り替わるとき
には「1:59AM」がいきなり「3:00AM」になって、ええっ?という感覚。寝る前に時刻を変
えた「時計」の数は約10個。昔はなぜか15、6個もあって、いつも必ず1個は変え忘れてい
たっけなあ。

それでも、普通の時間に寝て、普通に起きて、普通に朝食。こういうときは、時計を気にせ
ずに暮らせる身分なのはいいもんだなと思う。午後は普通にオンライン版の新聞を見て回
る。お気に入りのフォルダの上から順番に地元のVancouver Sun、全国紙National Post、
Google News(カテゴリを7つほど設定してある)、BBC News、Reuters、The Telegraph、
The Guardian、NBC News、Bloomberg、ジャパンタイムス、朝日新聞、読売新聞、Japan
Today、News on Japan、毎日新聞、産経新聞。これだけでゆうに2時間くらいかかるけど、
新聞読みはワタシの趣味みたいなもの。

欧米の新聞は記事が長くて読み応えがあるし、支持政党がはっきりしているものが多いの
で、それを念頭において比べるのもおもしろい。報道の中立性にやかましい日本だって、大
手新聞は右寄り、左寄りが一目瞭然だけど、どっちに傾いていても、記事は小学生の夏休
み日記のようで、ちっとも読み応えがない。たぶん書き手が然るべき筋から得た情報をその
まま書いているんだろうな。でも、それじゃあ新聞記事じゃなくて、ただの報告だよ、キミ。秘
密保護法が施行されたら、日本の新聞はますます読み応えがなくなるかもしれないな。

最近はオンライン版も有料化が進んで、最初の数行だけとか、登録すれば月に何本まで無
料というサイトが増えたけど、そもそも三面記事は洋の東西を問わず見出しだけで十分だし、
通信社の記事は多数の新聞社に配信されるので、Google Newsから辿って行けば、たい
ていどこかで読める。有料サイトでも月額は10ドル程度だけど、日本のはデジタル版でも
すごく高い。登録すれば「1日3本まで無料」だった朝日新聞が有料になったけど、月額が
何と3800円(約40ドル)。ご冗談でしょ!と登録を解消しようとしたら、理由を書かないとさ
せてくれないので「高い料金を払うだけの魅力がない」と書いちゃったけど、あの薄い印刷
版の購読料はいったいどれくらいするのやら。