リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

盆と暮れが一緒に来たようなアメリカの感謝祭

2013年11月27日 | 日々の風の吹くまま
カレシが突然飛び起きたもので、目が覚めてしまった。午前9時過ぎ。カレシはチャイムが
鳴って、外に宅配トラックが止まっていると、超特急で着替えて階段をダダダダッ。あ、きっ
とHPに注文してあったプリンタのトナーだ。カレシが玄関を飛び出したらしいけど、防犯ア
ラームの解除を忘れなかったのはエライ。間に合って荷物を受け取って、「これで取りに行
かなくて済むぞ~」とベッドに戻って来たカレシと、もう一度「おやすみなさい」のキスをして
寝直し・・・。

何とか寝つくことはできたけど、目が覚めすぎたせいか中途半端な眠りで、起床は午後1時
近く。まあ、今日は予定が何もないからいいけど、これからクリスマスのものをあちこちに注
文すると、配達を逃してあちこちへ引き取りに走り回ることになりそう。でも、のんびり朝食を
しながら天気チャンネルを見ていたら、日曜日最高気温がマイナスに急降下だって。予想
最低気温はマイナス7度なんて行ってるけど、おいおい、雪が降るよ、その調子だと。もっと
も、気温は2、3日で上昇するらしいから、降ってもすぐに雨になるだろうけど。

感謝祭を明日に控えたアメリカでは、東部はワシントンからカナダまで吹雪で空の便は軒並
み欠航。メイフラワー号でアメリカに来た清教徒が翌年に収穫の感謝の宴を開いたのが始
まりだそうだから、400年の伝統行事。でも、ニューイングランドでは作物の収穫は10月に
は終わって、11月末にはもう雪が降っていただろうに、何でこの時期なんだろう。10月半
ばにやるカナダの方が合理的なような気がするけど、冬だから食べるしかやることがなかっ
たとしても、感謝祭の七面鳥を食べて、1ヵ月後にはクリスマスの七面鳥ってのは、何だか
考えただけで胃がもたれそう。

アメリカの感謝祭(Thanksgiving Day)は、さしづめ日本の「お盆」みたいなもので、何千万
人もの人たちが一斉にアメリカ中のハイウェイを走り、飛行機に乗って家族の元に帰省する。
だから、この荒れ模様はお盆で鉄道も道路も大混雑の日本列島に大型台風が来たのと同
じようなものかな。この日はまたニューヨークで恒例のメイシーズの感謝祭パレードがある
けど、大勢の人が綱を引く巨大な風船が「山車」なので、風が強すぎると危険なので中止に
なることがある。うん、みんな楽しみにしているんだから、中止にならないといいね。ついで
に、寒くてもいいからバンクーバーには雪が降らないといいなあ・・・。