リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

嫌い、嫌いは生まれつき?

2013年08月31日 | 日々の風の吹くまま
8月も今日でおしまい。今日は来週1週間休暇を取る担当者さんが置いて行った週末
仕事で、また小町横丁のドラマみたいな話。まっ、まだ半現役なんだから四の五の言っ
てないでやるっきゃないけど。

ある研究によると、「嫌い」の多い否定的な気質は(おそらく遺伝子も含めた)生まれつ
きの要素と環境で決まるらしい。もっとも、「嫌い」と言っても、世界で紛争の火種になる
「嫌悪」や「憎悪」のことではなくて、日常的な「嫌い」の話。「苦手」から、「好きじゃない」、
「イヤ」といろいろで、拒絶や否定を表す感情であることには変わりないけど、まあ、ネ
ガティブなエネルギーで周囲を疲れさせる程度のレベルかな。

ワタシにも「嫌い」なもの・ことはあるけど、特定の人を「大嫌い!」と思うことはないな。
はっきり「嫌い」と言えるのは、画一性偏重や慣習や権威への服従を押しつける政治・
社会・宗教・文化の思想の類。そういう思想を持つ人でも、人それぞれだから、せいぜ
い「この人、あまり好きじゃない」と感じる程度だと思う。だから、今どきの若い人たちが
「生理的にダメ」と表現する、動物的な臭いのする強い「嫌い」はピンと来ない。世代も
環境も違うからかもしれないけど、相手の人格や思想を露骨に否定しているようで怖い
と感じる。

でも、人間なら好き嫌いはあたりまえとしても、いつも気に入らないことばかりでイライラ、
カリカリしている人もいるな。中には「嫌いなもの(人)は嫌いと言ったら大っ嫌いなの!」
という人もいる。(そういえば、何にでも「ダメなものはダメ」という理由で反対した政治家
がいたような・・・。)でもまあ、そういうのが生まれつきの気質によるところが大きいとし
たら、カレシのネガティブなところも生まれつきと言うことになるのかな。でも、そう思っ
てしまえば、表では嫌いじゃないふりをしながら裏で否定するタイプよりも、「嫌いなもの
は嫌い」とストレートに言ってしまうような人の方が、「あ、そうなんだ~」で済みそうで、
付き合いやすそうだなあ。