リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

文体で違って来る自分

2013年08月13日 | 日々の風の吹くまま
新しいブログ、かけ持ちで続いている形の旧ブログに比べて、何か今ひとつしっくりしま
せん。ワタシが2人いるわけではないのに、何かが違うのです。旧ブログでは思い浮か
ぶまま独り言のように書いていたのを、新ブログでは年を重ねた大人に相応しくと思っ
て、ていねいに「です・ます」体で書いてみることにしました。でも、何だか取ってつけた
ようで、どうしても自分の言葉という感じがしないのです。

フリーになって最初の10年は日本語翻訳と通訳が本業だったのにと思うと不思議です
が、翻訳・通訳は人さまのコミュニケーションの仲立ちなので、脳の自分で考えるところ
とは別のところで相応の「ビジネス日本語」を操っていたということかもしれないですね。
(別々の言語中枢があるかも・・・。)通訳を廃業し、英訳専門に転じた今はそのビジネ
ス日本語も原稿として目で読むだけになり、耳から日本語が入って来ることも、声に出
すこともほとんどありません。

そのうち完全に仕事を離れたら、ワタシの日本語は社会的にも未熟な27歳のレベル
の「日常日本語」だけになるとうことでしょうか。その日本語まで使わなくなったら、将来
は英語だけということですね。今は英語だけでまったく不自由はないとしても、80過ぎ
の高齢になってボケて来たらどうなるんでしょう。もっとも、ボケてしまったら、本人には
わからないでしょうから、どっちでもいいかもしれません。

ある研究によると、バイリンガルの人は年を取ってもボケる確率が低いそうです。生ま
れつき口数の多いワタシが死ぬまでボケないでいられるためには、自分にしっくりする
(27歳レベルの)日常日本語でぶつぶつ独りごちるのが良さそうです。それがワタシの
「自分らしさ」なんだと思います。

・・・なんて、「遊び」モードになると、ああだこうだと当てもない放浪の旅のような思考に
現を抜かすのが極楽とんぼのワタシ。でも、少なくとも、長ったらしいつらつら思考は旧
ブログの方に流すことにして、こっちは「簡潔に書く」ことを心がけることにしようね。