リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

領事館のレセプションだって

2013年08月26日 | 日々の風の吹くまま
今日は堆肥用ごみとリサイクル品と普通のごみの3種類全部の収集日だったけど、な
ぜか目が覚めなかったから、ずいぶんよく眠ったらしい。朝食のテーブルに今朝の郵便。
Arts Clubからは、来月末に旗揚げ50年を記念する新シーズンが始まるので、そのイ
ベントのお知らせ。

第1弾はスタンリー劇場でジョン・ロビン・ベイツ作の『Other Desert Cities』(日本語題
は不明)で、オープニングナイトは25日。「芸術監督サークル」のレセプションは何とア
メリカ領事館が主催して、作者自身が出席するんだって。この人はハリウッドの映画や
テレビの方でよく知られているらしいけど、その(ピュリッツァー賞候補になった)芝居を
バンクーバーのArts Clubのような「地方」劇団が上演するのに、アメリカ領事館が作
者を(たぶん)呼んで来て、オープニングナイトのパーティねえ。バンクーバーは俗に
「ハリウッド・ノース」と言われているんだけど、へえ・・・。

レセプションの場所はアメリカ領事邸で、領事館から直接招待状が届くのでお楽しみに、
だって。カレシにそう言ったら、「え、オレ、タキシードなんか持ってないよ」。外国公館主
催のパーティなんか行ったことがないけど、これは劇団の初演パーティで、レセプション
からそのまま劇場に移動するんだから、タキシード着用はないでしょ。カジュアル過ぎ
なければいいと思うけど。ま、「領事館のパーティ」に行くなんて経験はそうあることじゃ
ないからおもしろそう、とワタシは今から野次馬気分・・・。

何年か前、イギリスのバスでの会議に行ったとき、いつも前夜にやる非公式パーティが
急遽ローマ時代の温泉でのバス市主催公式レセプションになったことあった。入り口で
にぎにぎしく「chain of office」と言う市の紋章入りの首飾りをかけた市長とひとりずつ
順番に握手して「どこそこの何の誰がしでござりまする」みたいな挨拶をさせられた。私
たちの番になって、「カナダのバンクーバーから」と言ったら、市長殿が「一度アラスカに
行ってみたいですね」と仰るもので、えっとアラスカはアメリカの州なんだけど、まあい
いやと思って、「お越しいただけますればありがたき幸せにござりまする」と返事したっけ。

あれは楽しい経験だったな。ま、今度のはそんな畏まったもんじゃないと思うけど。