リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

オイダシベヤのあるところ

2013年08月18日 | 日々の風の吹くまま
ちょっと薄ら寒くて、夏は終わりなのかと思うような天気。今日はまず、きのうの仕事の
見直しと納品。社内文書だけど、何かしみったれた話。でも、削減されつつあるとしても、
手厚い厚生給付がある会社に勤めている人たちはまだラッキーだと思うな。日本には
国民健康保険や年金の掛け金を払えない人たちがかなりいると聞いたもの。衰えたと
はいえ、まだ世界第3の経済大国でそんなことがあるなんて、信じがたいけど・・・。

もっとも、健康保険に入ったところで医者がいなければ無駄な気がする。地方都市の
「市立」病院に医者がいない。急病で救急車を呼んでも、理由が何であれ病院が「ノー」
と言えば、最悪の場合は車内で死んでしまう。先進国の救急センターが急患を拒否す
るってのも信じがたい話だけど、大都市でもそういうことはあるらしい。でも、元気な病
人ならいつでも診てもらえるようだから、要は「うちで死なれちゃ困る」ということじゃない
かと勘ぐってしまうな。

まあ、まちがっても瀕死の病人にならないようにするのが一番の自衛策だと思うけど、
瀕死の病にならないためには、日頃から医者に通って「悪いところ」を調べてもらって、
何かあれば薬をどっさりもらうなりして、健康管理をしなければならないな。でも、それも
健康保険がないと難しそう。どうして世の中には悪循環が多いんだろうな。

そういえば、金曜日のニューヨークタイムズに、ソニーなどのような日本の代表的企業
に「追い出し部屋」なるものがあるという記事が載っていた。日本ではレイオフができな
いから(ほんとはレイオフしたら世間体が悪いからじゃない?)、狙った社員を送り込ん
で「自主的に」退職するように仕向けている、と。これって、どう見ても「イジメ的手法」と
しか思えないな。まさに「企業ハラスメント」でしょ、それ?まあ、この「オイダシベヤ」も、
「カローシ」のように日本特有の労働用語として世界に知れ渡るかもね。