リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

自営業24年目の問わず語り

2013年08月17日 | 日々の風の吹くまま
午後1時近くに起き出して、ふと白い雲がたくさん浮いている空を見たら、青の青さがい
かにも秋という色合い。今日からPNEの始まりです。百何年か前に農業共進会として
始まったこのフェア、子供たちにとっては夏休み最後の遊び時。でも、PNEが始まると
雨が降るというジンクスがありまして、さて今年は・・・?

今日のワタシは仕事日。なぜか木曜日の終わりによく仕事が飛び込んで来ます。日本
では金曜日の終わりで、納期の日曜日の夕方は月曜日の朝。ご隠居さんと半ご隠居
の暮らしは毎日が週末のようなものだと知ってか知らずか、客先にとってはいたって重
宝ということのようです。ビジネスはギブアンドテイク。客先は発注元を喜ばせられるし、
ワタシはほぼ確実に次の仕事をもらえるでしょうから、どちらにも損はありませんね。

ときたま「どうすれば翻訳家になれるか」と聞かれることがありますが、目的がはっきり
しない人がけっこう多いんです。実は、翻訳って外国語を学んだ人なら誰でもやって来
ているんですよね。外国語を聞いて(読んで)、頭の中で日本語にして理解する。日本
語で考えていることを頭の中で外国語にして口に出す(紙に書く)。ワタシは誰でもやれ
ることをやって(「翻訳」を商品化して)図々しくお金を稼いでいることになりますが、それ
が翻訳をやる目的なんです。

日本語で育って、英語で暮らしているという環境的要素の他は学歴もなく、専門知識の
ようなモノを言いそうな看板もないのに、人に背中を押されるまま無鉄砲にもこの道に
入ったのがワタシなので、「翻訳サービス」を提供するビジネスとしてやるしかなくて、そ
れがかえって良かったんでしょう。潰すとご飯が食べられなくなるので、商品を売れ筋
にするために設備投資をして、生産技術や品質管理、流通、経営効率、顧客満足・・・
トヨタさんじゃないけど、常にカイゼン、カイゼン。

そうやって今は24年目。根がぐうたらなワタシにしてはよく続いたもんだなあと、我なが
ら感心します。さて、「商品」の仕上げにかかりましょうか。