平成15年から「日本ゴルフツアー選手権」が開催されているトーナメントコースである。
富士開発グループが、「宍戸国際カントリークラブ」の名前で、昭和49年に27ホールのコースとして開場。
平成3年に9ホールが増設されて、36ホールの大型コースになった。
しかし、経営上の内紛がもとで、平成12年に倒産。
その後、森ビルがスポンサーになって再建が進められ、高級クラブとして生まれ変わった。
施設は素晴らしく、食事も美味しかった。
その割に料金はリーズナブルで、これほど利用しやすいトーナメントコースも珍しい。
8月16日は西コース、17日は東コースを回った。
16日の天気は、強い日差しは無かったものの蒸し暑く、時折、帽子が飛ばされるぐらいの強風が吹いた。
コースはよくメンテナンスされていて、猛暑の影響はほとんど感じられなかった。
また、キャディの質も高く、さすがに現役のトーナメントコースだけあると感服した。
コースは、簡単そうに見えて実はかなり難しい。
癖の少ない自然なレイアウトだが、密集した木立の中に入れると厄介だ。
グリーンも、一見単純そうに見えてもかなり曲がり、ピン側に寄らないと入る気がしなかった。
名物ホールの17番で失敗したが、あとは実力なりの内容で、スコアはの99だった。
17日の天気は、前日までの猛暑は去って、良く晴れて気持ちのいいゴルフ日和になった。
「東コースのほうが好きだというお客さまも多い」と聞かされていたが、とてもそうは思えなかった。
ほとんどがブラインドホールで、ドッグレッグもC字、S字と極端である。
加えて、フェアウェイは狭く、グリーンは巨大な受けグリーンで、手前には大きなバンカーというワンパターン。
トリッキー過ぎて、少しも楽しくなかった。
アウトは61の大たたき、インは無理をせず48で無難に回った。
トーナメントは西コースで行われている。
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