上総モナークカントリークラブ（千葉県）

ジャック・ニクラスの設計コースは、自然の地形を生かしたレイアウトで、難易度の高さと美しい景観で評価が高い。
日本国内のジャック・ニクラスの設計コースは23コースあり、その代表は茨城県の石岡ゴルフクラブだという。
23という数字は一般的に認められているものらしく、どこを調べても23と書いてある。
しかし、23コースの中に、神奈川県の清川カントリークラブが入っていない。
理由は分からない。
上総モナークカントリークラブのほうは、23コースの中に含まれている。
もっとも、ジャック・ニクラス設計コースだからといって、経営安泰というわけではない。
石岡GC、清川CC、上総モナークCC、いずれも倒産の過去がある。
上総モナークCCはあこがれの人気コースで、経営は安定していたと思っていたが、巨額の預託金返還に対応できなかったらしい。
豪華なクラブハウス、素晴らしい景観のゴルフコース、フカフカの絨毯のようなフェアウェイ・・・　どこを見ても高級クラブだが、カートなど付帯設備が古い。
倒産の爪痕は確かに残っている。

料金はそれほど高くはないが、服装にうるさい。
クールビズの関係で上着着用は回避できるが、ウェアの裾出しは厳禁だ。
半ズボンの場合は、ハイソックス着用だという。
夏場向きのゴルフ場ではない。

コースの素晴らしさは疑いようがない。
OBが出るコースではないが、フェアウェイにボールを置くことは難しい。
ラフはコブだらけで、芝も深い。
こういう造形は、カート道からコースが見えないため、ボールの位置が確認しづらい。
リモコンカートでないため、いちいちカートに戻らなくてはならないのも辛い。
距離表示がグリーンエッジなので、頭の中で距離の補正も必要だ。
なにかと気をつかうところの多いコースだ。

週前半の大雨が信じられないくらいの好天になった。
完全に夏場のゴルフだ。
毎ホール待ちが発生したが、ハーフ2時間半ぐらいで回れたので、ストレスはなかった。
インから回り、53、48の101。
最近は、何処に行ってもこんなスコアばかりだ。

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